日本シリーズは、残念な結果になりましたが、03年よりも強さを感じさせます。金本、今岡を中心とした打撃陣、JFKにつなぐ鉄壁の投手陣は、磐石でした。いつまでも残したい人に。
今回のノムさん本は、来年以降予測される？であろう阪神タイガースの「暗黒時代を」予言している・・・というか、「こうしないと、またあの最下位連続時代に戻ってしまうぞ」という事を、具体的に論じている為に、逆説的には「そうなるなよ」というノムさんの捻くれた？阪神愛溢れる力作である。確かに今回は金本、城島、そして藤川と、現阪神の屋台骨を支えた主力も主力の選手達が引退、移籍するという状況の中で、いつまでも若手の育成は進まず、手軽な補充を繰り返してきた中で、生え抜きは鳥谷と後は・・・？という状況を憂い、巨人等を例にとり、若手を育て、そして足りないところは「補強」するという「お手本」を元に、歴代阪神監督の戦い方とその戦術、フロントの体質、現選手の戦力分析、そして「このままでは・・・」という警鐘を鳴らしている訳であるのだが、今回は？決して「文句」だけを言っている訳ではなく、読めば「確かにそうだよな・・・」と共感できる部分も多い今回のノムさん本。ま、やっぱり阪神ファン限定となりそうではあるが、プロ野球ファンであれば楽しめる内容となっていると思う。もちろん辛口だけど・・・
大好きな選手だった。
その規格外の打ち方にも関わらずタイトルをとり、阪神の黄金期を支えたバッター。
ちょっと信じられない内角球をホームランにしたかと思えば、
ど真ん中を見逃して三振したり。
また打った時も、凡退した時もあまり感情を表に出さなかった。
そのためなんだか常人にはよくわからない。
よく言えば天才、悪く言えば変人というイメージのある筆者。
この本を読むことで少しは彼のパーソナリティーが理解できる。
思いのほか野球に真摯で真面目であることがよくわかった。
ただ、いささか理屈に合わないような文面も多く見られ、
彼がコーチ、指導者になることに正直、若干不安を覚えた。
だが、最後のロッテで一緒に過ごした元本部長の石川氏の後書きで安心する。
全てにおいて感激です。文章一文一文に魂が込められている感じです。
もう一度見たかったシーンを見ることができて、大きな満足感が得られたように思えます。月間毎のゲーム差をグラフで示しているなど、ドラゴンズとの優勝争いが、いかにハードであったことも一目でわかりまた。優勝した後のビール掻けのシーンも何度も何度も見てしまいました。２００５年のシーズンを忘れたくない人はオススメです！！
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