「宇宙刑事ギャバン」「星空のメッセージ」が気に入ってます♪「星空のメッセージ」はいい歌です。「夢を捨てるな!」と言ってるようなメッセージがきにいってます。
673円なら買いでしょう。値下がり待っててよかった。あとはギャバンが再発売されるのを待つばかり。映画が公開中なのにソフビが売られてないなんてあかんでしょ。
本作はやはり、新しいファンに向けての作品だったと思います。 『ゴ−カイジャーvsギャバン』が、余りにもオリジナルギャバンのファンに対するサービスに満ちた作品だった為に、 本作にも同じ期待を抱いて観賞し、そして裏切られたような気分になった方が多いのではないかと思います。 私は、本作を劇場で2回観ました。 1回目が、前述のように「あれ?」と云う印象でした。 しかし2回目には、新しいヒーローストーリーの序章として、これもありではないかと感じました。 特にドラマと音楽で、オリジナルからの換骨奪胎を図っています。 このBlu-rayを購入して3回目を観賞し、その思いを強くしています。 確かに1本の映画として、多くの欠点を持っている作品だと思います。 だけど私は、この作品、大好きです。 『ウルトラマンティガ』や『仮面ライダークウガ』、そして『機動武闘伝Gガンダム』など、 現在に連なるシリーズの新基軸となった作品群も、当時は旧作ファンの非難が多かったものです。 しかしそんな作品があってこそ、新しいファンを獲得し、シリーズが継続できたのも事実です。 この『ギャバンTHE MOVIE』が、新しい宇宙刑事サーガの始まりとなる事を願ってやみません。 とりあえず、2013年4月公開の『スーパーヒーロー大戦Z』に期待しています。
さて、商品としての評価です。 本編ディスクは、画質音質は問題ないですが、 仕様としては音声がリニアPCM5.1chのみ、字幕なし、コメンタリーなどの音声特典もなしと云う所が残念です。 チャプターメニュー(ポップアップメニュー)は見易かったです。 特典映像は、特報と予告編が収録されています。
BONUS DISCは、やはりDVDであるのが残念。本編のBlu-rayを観た後に本DISCを観ると、画質的にかなり辛いです。 以下、特典映像の内容と感想を少し。
メイキング(32分39秒)。 基本的にキャストの撮影風景を、撮影スケジュールの時系列に並べたようです。 アクションシーンの撮影風景も多く、主要キャストのコメントも織り交ぜて、とても観易い編集でした。 撃役の石垣佑磨さんの撮影終了の時のズッコケぶりが楽しいです。 ただ、コンバットスーツの制作過程や、スーツアクションの撮影風景、音楽録音時の映像も欲しかったですね。
先行プレミア上映記者会見(7分22秒)。 石垣さんと大葉健二さん、串田アキラさんのインタビューが中心です。
先行プレミア上映舞台挨拶(19分02秒)。 串田さんによる主題歌(フルコーラス!)披露や、最後の舞台上でのW蒸着でのハプニングが見所です。 出演は石垣さん、大葉さん、串田さん、永岡卓也さん、滝裕可里さん、森田涼花さん、金田治監督。 劇中の役のイメージとは裏腹に、滝さんがボケ、森田さんがしっかりさんな印象なのも微笑ましいです。
公開初日舞台挨拶(14分24秒)。 出演は石垣さん、大葉さん、永岡さん、滝さん、森田さん、三浦力さん、岩永洋昭さん、西沢利明さん、金田監督。 プレミア上映での出演者の方々は、基本劇中に準じた衣装でしたが、 こちらではフォーマルな衣装に身を包んでおり、ちょっと違ったイメージが新鮮です。 そして皆さんのコメントの中で、最もファンにサービスをしていたのは、意外にも西沢さんなのでした。
あとは、TVスポットが15秒バージョンが3本、30秒バージョンが1本。 ポスターギャラリーは、メインポスター2枚が静止画で収録されていますが、特にここで、DVD画質は辛いです。 細部のズームアップもできませんし、とても中途半端です。
初回特典の主題歌CDは、個人的にはサントラ盤を購入済みなので、あまりこだわりはないです。 それよりも、解説書がない仕様なのも寂しいところです。 またジャケットデザインが、メインビジュアルはお気に入りで良いのですが、 ロゴがギャバンの股の所に配置されているせいで、ギャバンがロゴにお座りしているみたいで……。
最後に、オリジナルの宇宙刑事シリーズに強いこだわりを持っている方には、やはり辛い作品だと思います。 しかし、新しい宇宙刑事サーガの出発点となるべき本作を、 これからに期待すると云う意味でも、応援し、そして楽しみたいと私は思うのです。
私はガチのメタルヒーロー世代なので、余計な期待を抱いて観に行ってしまいました。 例のゴーカイギャバンがあまりにも嬉しく楽しく、ゴーカイジャーよりもむしろギャバンファンに優しい作品だったので、そのノリで観に行ってしまった。あまり盛り上がらなかった。主役は大葉健二でないと知っていたのに、わかっていなかった。それが私の敗因です。 この作品は、新たな「宇宙刑事の第一歩」なのだから、思い出の中のカッコいい一条寺烈ばっかりでなくこれからの未熟な十文字撃を観に行くべきだったなぁと反省し、もう一回観に行きましたよ。 最近の東映特撮映画のなかではよくまとまっているし辻褄が合わないよアレ??なんて観てる途中で気づいてしまうこともありませんでした。ちょっと展開が強引かな?と思う個所はあったものの、ギャバンらしく80年代のノリをちょっと取り入れてみたってかんじでしたし。 でもせっかくだからシャリバン・シャイダーとの共闘はガッツリ見たかった…。二人はもっと活躍させるか、反対にまったく登場させないで新ギャバンをド派手に暴れさせたほうが、十文字撃を印象付ける!みたいにメリハリついたような。 主役の石垣さんは良かったとおもいます。私の素人目でですがアクションも大葉さんのキレに負けてなかった。これから続編が作られるなら、どんどん「ヒーロー」の名に相応しくなっていくんじゃないでしょうか。 この映画で「ギャバン」の名が一条寺烈個人のものでなくコードネームだと判明したわけですが、でも烈って引退はしてないみたいだったのでどうなってるんでしょう? 新ギャバンのコンバットスーツが新デザインだったのに新シャリバン・新シャイダーは変わってないような?
あとはまぁ、一条寺とか一文字とか大文字とか十文字とか最近覚えられないです…。
関係者が少なくなってきているであろう現段階で、あらゆる角度からよくここまで掘り下げれましたね。資料から言っても値段以上です。これでも十分ですが、是非過去に出版された「宇宙刑事大全」と並読することをお薦めします。
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