田河水泡風テイスト、劇画タッチの作風など 色々と描けるところが楽しくすてきかと・・・
掲載がアダルト系ばかりなので 取り扱う内容シュールだったりもします。
収録作品 新緑篇 忠僕ごろすけ奉公記(2002? サムソン) 若いこだま(2003 サムソン) ラムネイッキ(2001 さぶ) 強いぞ僕らの陸・海軍 僕もいくから君もいけ(2007 激男) 強いぞ僕らの陸・海軍 マル秘兵器ケ號出撃ス(2007 激男) 寝とぼけまら(1998 さぶ) ブンちゃん(1999 さぶ) ヘルスの若大将(2007 激男) こんにちは☆あお大将(2007 激男) 試写室No.6(2007 激男) 男と男の出逢う街(2004 麗人)
山脈篇 保険医 大心院照男(1996? さぶ) 垣間見の夜(2008 ウラゲキ) 武士道男色物語 つばぜりあい(2008 ウラゲキ) 山神(2001 サムソン) ふるちん酒・主任と俺(2008 G-men) ホテトルくん(1999 さぶ) 男の料理入門(1998 さぶ) 任侠残酷物語 恥のうわぬり(2007 SUPER SM-Z) 親子の絆(2006 SUPER SM-Z) おとうさんはじめてのホテトル(2000 サムソン) 勃てモノ探訪(2003 サムソン)
前単行本「若さでムンムン」以来待ち望んでいた新刊!とはいえ新作ではなく男性向けゲイ雑誌に掲載された作品の回収中心なのですがそれもまた良し♪素晴らしい画力が繰出すハードにして強烈な肉体描写やレトロな昭和歌謡+日活アクション+東映の世界への偏愛や(シブケンの唄はどんな曲なのか是非聴きたい)見所ツッコミ所は沢山なのですが全編通して溢れかえりむせっけぇるのは男性の、日本男児の肉体(…というよりアレかしら)への限り無い愛とフェチ。若モンからオッさんまで愛おしんで描いているのがどんなエゲツない画面からでも伝わって来ます。街で見掛けるあの男性この中年、萌えている人もきっと居るのねとほくそ笑む私は変かしら。
笹山鳩さんのまっすぐ通る声が印象的。
戦前歌謡の持つメロディの不思議な安心感と 耳馴染みの良さは、作業の邪魔にならないので 最近はなにかしているときのBGMはいつもコレです。
お気に入りは『僕もう我慢できない』と『蜜蜂の唄』。 気づけば、アリアリアリヤ〜♪と口ずさんでしまう中毒性の高さです。
歌詞カードの漫画も必見!
「若さでムンムン」は’96年10月~’97年12月まで、 今はなき「月刊さぶ」という雑誌に連載されていた作品です。 ’98年に自費出版で発行されましたが、 それも今や入手困難…幻の名作です。 サディステックな美少年・マユズミくんと そのいとこの「熊」系大学生・シゲマサくん、 そして普通の(?!)高校生・奥村くん (…あと女子高生・中村さん(カワイイ))で 織り成す。青春ムンムンムラムラ・ストーリーです。 かわいい表紙につられて買ったら、本編見てビックリ☆ やも知れませんが、兄貴はモチロンの事、 女子をも惹きつける、魅力のある画風です! かのサイバラ女史の単行本にもゲストしておられます。 「エロティクス2004・8月刊行」に掲載された 短篇「十代の性典」も収録されています。
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