パート2にしては、珍しく出来の良い映画。 刑事の基本は足という事が良くわかります。
タジャーナのサンタマリアを久しぶりに堪能したくて探しました〜。当時発売されていたオムニバス版を購入していたら、こんなに探さずに済んだろうに。90年始めって何せ軽快さ命だったのねぇ…という音ばかりです。梅雨時期に聴くには良いかも!?なかでもサンタマリアは、80年を引きずっていてゴージャスです!リックアストリーもかっこよかったなぁ〜
一般にはあまり知られていないフルート、クラリネット、ピアノを中心とした室内楽。 フルートとクラリネットというのは、なかなか音が溶け合わないものですが、パユは只者ではありません。金属製のフルート(多分いつものブランネン)を使って木管フルートのような響きを創りだし、クラリネットの音色と見事に溶け合って室内楽の楽しさ、面白さを存分に教えてくれます。 曲目も、ショスタコーヴィチのワルツ2曲(楽しくてかわいい)、シュミットやエマニュエル(ちょっとラベル風のピアノ、パリのエスプリを感じることができる佳品)からジョリベ(アンサンブルが難しいんです)まで、フルートやパユのファンのみならず、幅広いクラシックファンの皆さんにお勧めしたい1枚です。
1998年、サッカーW杯フランス大会のあった年。 この年、この「French Connection」がリリースされた…そうです、これは、W杯フランス大会に合わせて「柳の下…」を狙った作品です(笑)。W杯フランス大会の試合が開催される都市名を各曲に織り込むか、もしくは関連のある曲をカバーして出来上がった作品…とくれば「つまりは企画盤なわけね~」と冷ややかな視線を浴びそうな気がしますが…敢えて星☆☆☆☆!何が悪い(笑)! 実際のところ、前作「Love Can…」(これは名盤!)に比べて、企画先行の音造りの宿命でしょうか、音づくりが物足りなく感じるところはあります。そして致命的なのは、フランス大会が終わってしまえば話題性に欠けてしまうという問題が…。 でも、素直に耳を傾けてみてほしいのです。決定的な名曲にこそ欠けるものの、楽曲のレベルはまずまずの粒揃い、トータルに聴いて穴が少ないという美点が…(笑)冗談はさておき、いい盤です。なるほど、名曲がないから、メリハリはないかもしれない、でも水準以上ではあるのだから、通して聴いて心地良い。 我が家では日曜日の朝の定番です。特に、晴れた朝にはぴったり! 彼女のファンでない人には星☆☆☆、ファン心理でもうひとつだけ☆をプラス。ごめんなさい、大目に見て下さい(笑)
前作は新進気鋭の監督フリードキンが、ドキュメントタッチの乾いた映像で作り上げた刑事映画の傑作だったが、この続編はベテラン監督フランケンハイマーがドラマチックな映像で作り上げた力作だ。続編の見所は、アメリカの荒くれ刑事の異国フランスでの悪戦苦闘ぶりだ。スピード感に溢れシャープな作りだった前作に比べると随分話が重たく、アクションも非常に地味だが、あえて正反対のアプローチを試みたのがこの映画の特徴だ。黒幕に捕らえられ麻薬中毒にされたポパイが、壮絶なリハビリを敢行するシーンのハックマンの芝居が見ものだ。アメリカ製のハンバーガーやチョコレートをねだったり、野球の話が通じなかったりの掛け合いが面白い。我慢に我慢を重ねた後、敵のアジトにいきなりガソリンで放火する無茶さ加減が最高だ。ラストは、派手なカーチェイスではなく、地味な執念の「マラソン追跡」で黒幕を仕留める。本当に死んだのか?という謎賭け風の終わり方だが、その後第3作は作られていないので、本当に死んだのでしょう。
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