TVで聴いてから、いい曲だなと思って待っていました。ましゃならではのいい曲だと思います。
1曲目から涙が・・・。 2曲目で、さまざまな場面が思い出されて、涙がダーー。 ドラマでは、4〜5分の曲を通して聴くことはありませんでしたが、1曲まるまる聴くと、またいいですね。
NHKのとんびとTBSのとんびを見比べて、どう贔屓目にみてもTBSのとんびの方が良いです。セリフは原作を生かし、より補完して良くなっています。ヤスの心をよく表していてとても好感もてました。座組みでもTBSの勝ちです。小泉今日子では、麻生祐未とは勝負になりません。演技力の差がありすぎです。あれでは「夕なぎ」のおかみというより、場末のスナックのママです。ヤスとのスタンスも問題です。原作の背骨をぶち壊しています。 本日、NHKのとんびを借りて観てそう実感しました。
生まれ育った時代が同じだったから、かなり感情移入して最後まで観てました。
こんな親父に育ててもらいたかった…
でも、それは贅沢なことで、わがままなことなんでしょうね。
様々な事情で、生まれた時から親御さんのいない方もいますから。
私の親父は女を作って家を出て行ったバカなんです。
私が、まだガキの頃から母に苦労かけっぱなしで嘘ばかりついて、子供ながらに何となく感じていたんで情緒不安定な幼少期や思春期を過ごしました。
だから、不器用だけど全力で接してきてくれる、ヤッさん(内野聖陽)を見ていると泣けてくる。
私も、アキラのように親父に抱いてもらいたかったし、心配してもらいたかった。
こんな親バカに愛された旭(佐藤健)は、親父だけでなく、みんなにも愛されていたことを(ヤスの人柄なんでしょうね)実感出来て幸せもんだなぁと思います。
あと、先代の和尚(柄本明)の言葉や行いにも泣かされました。
身近にこういう方がいるといいですよね。
何でも相談出来て、ひとりで悩んでいる時は察してくれて、間違った事をした時は頭をブン殴ってくれて頭を冷やし目を覚ましてくれる。
そういうのっていいなって思います。
それは、いま問題になっている体罰なんかじゃないですから。
追記
私も、まだ親父が元気なうちに電話でもして、飲みに誘おうかなと思っています。
だって、自分の父親は世界にただ一人しかいないのだから。
この人がいなければ、ここに私は存在しないのだから…
感謝しなくちゃならないのかな…
親一人、子一人。不器用ながらも子供への愛情は人一倍。 迷いながら、時に暴走しながらもまっすぐに子育てしていくヤスさん。 息子が成長し、嬉しいことがあるたびに親には寂しさや辛い選択もついてくる。 息子のため、自分の寂しさを精一杯我慢し、もがきながらもアキラの幸福を願うヤスさんに目頭があつくなる思いでした。 アキラはヤスさんだけでなく、照雲さん一家やたえ子さんなどの多くの愛情を得て育った。 そんな周囲の人の愛情も沁みます。 アキラのまっすぐな成長はまるで自分の周囲にいる子供の成長のように私にとっても嬉しく、リアリティ溢れる作品です。
和尚さんの手紙やアキラの作文、照雲の迫真の演技など・・・・イチイチ泣きのポイントが散りばめられているのも憎い。 重松さんはやっぱり家族の絆で泣かせるのがうまい!グッとくるいい作品です。
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