曲自体はよいのですが、"perfect blue" 一曲を聞くためだけに、シングルCDを 千円以上出して買うか?と聞かれるとちょっと微妙です。
Mora や iTunes Music Store などの音楽配信サイトで出ていれば、いますぐに でも買ったのですが、現時点ではまだ出ていないようです。
せっかく、覚えた jazzin' park というアーティストの名前もアニメが終わった ら、忘れそうです。本当にいい曲なんですけど…。
上のレビューの後、しばらくしてから iTunes Music Store でゲットしました。 perfect blue と Dream bird の合計2曲です。
perfect blue に比べると、Dream bird の方はちょっと雰囲気が違っていて、 ちょっとジャズっぽい感じですが、こちらもさわやかないい曲だと思いました。 ITMS で試聴できるので、ぜひ聞いてみて欲しいです。
各レビューをご覧の通り、人によってかなり評価が分かれるこの作品。鑑賞の方向性を選ぶいくつかの「クセ」があるが、まず必要なのが可能な限り大画面&高音質で再生することだ。ハイビジョン製作の高画質で、音楽もOP・ED・BGMいずれも雰囲気があって素敵だ。だが、この作品を地上波アナログ放送で見てしまうと元が高画質で情報量が多すぎるためかえってチラツキやノイズだらけになってとても汚く見えてしまう。逆に地上波デジタル放送の方は超絶高画質だ。音声も静かめに聴かせる傾向で全体的に派手ではないので高音質でないと地味に聞こえてしまう。幸い、DVDは地上波デジタル放送とほぼ同等のクォリテイはあるのでアナログ放送で見て幻滅していた人は一度DVDで見てみてほしい。 登場キャラが最初から多く、SF設定も細かいのに細部にアラが多かったりするのも「入りにくい」印象を与える。最初の数回は何度か繰り返して見てきちんと設定と雰囲気を「つかんで」ほしい。うのまことデザインのキャラは「ウィッチブレイド」に続き魅力満点。もちろんおっぱいも満載! SF的なものは基本はファンタジーであるこの作品の雰囲気づくりと割り切り、あまり整合性を深く追求しない方がいいかも。各キャラの心理や行動についても同様だ。基本的にドラゴンのSFバトルと女性キャラたちの魅力を描くために全てのストーリーが展開しているようにも思える。 繰り返すが、大画面と高画質・高音質で視聴していれば印象は相当に違って見えるはずだ。それならアラは目立たなくなり、???なシーンもキレイな画面と力のあるBGMで押し切ってしまえるからだ。ちなみに私はいつもプロジェクターのワイド80インチ(フルHD)の画面と5.1chのオーディオシステムで視聴している。
世界とキャラは同じだが性格などが違うというのは良くあることですが。 アニメがアレだったのでこっちのほうが良いと感じてしまいました。 ただ、1巻で完結と言う事で話が短く出番の無い人たちが多いのが 残念です。
さすが、メリハリのある女性を描かせたらNo.1の絵師ですね。普通はここまで描いたらエロチックが強くなってしまうのですが、それ以上に美しい!それゆえに仕事場や製作課程をみせてほしかった!
24、25話はテレビ放映と同じ、人類とタナトスとの決戦の回。自分の本当の気持ちに気づいたジンはトアのいるタナトスに向かう。同じく、タナトスと話し合うために信号を送ったISDAの面々。彼らがそこで目にしたものは…。そしてやはり人類を滅ぼすというタナトスに対して最後の決戦を挑むドラゴノーツチームたち。タナトスを説得することに最後の期待をかけるジンとトアは…。 後半になって話が迷走ぎみだった「ドラゴノーツ」だが、結局最後は相当にありがちなエンディングになってしまった。人類を滅ぼすはずの敵を「説得」したり、謎の星だったタナトスが巨大ドラゴンに変形したり、退場したはずのキャラが再登場とか。正体不明なのが不気味な怖さを放っていたタナトスを擬人化した姿で登場させてしまったのもベタな展開に落としてしまってるよな…。「2001年宇宙の旅」のモノリスのような得体の知れない怖さのあるよくできた敵だったのに…。最後の結末も「二人の愛の力」なんてのに「逃げて」ほしくなかった…。最後まで作画は崩れてなく、雰囲気も非常にいいものを出しているのが逆に悲しかったりする。二人が生き残ったことで最初からずっとこの作品を覆っていた悲劇性が吹き払われたのは確かだが、ここだけ今までの話とは別物のように違和感がある。やはりこの作品の本質は悲劇性にあるのであって、それがなくなるとすごくヘンな感じの印象が残ってしまう。 26話はTV未放映の番外編。「月詠-MOON PHASE-」なんかと同じやり方だが、中身も似たようなもの。前半が学園番長編(意外なキャラが主人公)。後半が孤島でドラゴン達に起きたキャラ崩壊の異変をジークリンデたちが救うという話。オールスターキャストで登場し、意外に分量のある内容になっている。今までシリアスだった分ギャグになると確かに笑えるし、こっちも作画は崩れてない。何度も見たいと思うほどでもないが、この手のモノでは比較的よくできているほうだろう。コメンタリーでも話しているようにスタッフの受けはよかっただろうな…。ただ、ここでこんなものを付けるよりも本編をもう少し頑張ってアニメ本体の人気が出れば同人誌で山ほどやってくれるだろうし、スピンオフ作品を作ったりもできるはず。スタッフ本人達が自分でやって、それを売りつける必要はあるのか? 前半のシリアスな展開に肩入れしていた自分としてはDVDで再度悲劇的な終幕を作り直すくらいの気概は持って欲しかったと思えてならない。
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