この作品はイランを貫く大河、ザーヤンデルード川沿いの古都イスファハンと、そこに暮らす人々を取材した物です。かつて、フランスの商人シャルダンが「世界の半分」と言った程、様々な商品が集まる交易の街です。この街のシンボルは青タイルが美しい「イマーム・モスク」。タイル職人達の中で、修行を積む少年の姿を見て、こういった建造物を造る職人はこうやって育てられていくのかと思いました。CGにより再現された庭園も見事。しかし、ペルシャ絨毯を織る女性が、聖人を祀った祠に祈りを捧げる姿を見ると、決して生活が楽ではないこの街の人々の状況も分かります。荒涼とした大地が続くイランにあって、大河沿いに開けたこの街は、コーランの言う「楽園」のイメージ、シルクロード商人達の憩いのオアシスにも見えます。少し古い作品ですが、映像は良いので、イラン文化に興味のある方にはお勧め出来ます。
彼女は本来クラシックの歌手です。このすばらしい美声は往年のアンナ・モッフォを彷彿とさせます。いやそれ以上かな…。このCDの曲目はドビュッシー、フォーレ、私の好きなデュパルク、サティとすべてフランス物です。今時なかなかない良い企画だと思います。フランス物はおそらく彼女のフランチャイズなのでしょう。内容は申し分ありません。彼女ののびのある歌声だけでなく、フランス語の正確な発音、そしてなによりその謳い回しは彼女の美声以上の魅力があります。これからまだまだ伸びるでしょう。たいへん楽しみです。 もし彼女のファンクラブがあるなら、真っ先に入会します。 なお、このCDは、知る人ぞ知る名人斉藤雅広が伴奏しています。彼のピアノも聴きものです。曲を隅々まで咀嚼し、若い歌い手をしっかり支えています。彼のピアノを聴いているだけでも心地よくなります。 ご一聴あれ。
エスファハーンのイスラムモスクは写真でしか見たことがなかった。
このビデオで初めて映像で見た。
イマーム広場は、以前はもっと広かったこと、
水をひいていたことが3D画像で再現される。
そしてタイル職人を目指す難民少年も出てくる。
私も深くエスファハーンに憧れ、タイル職人になりたい、
とすら思っていたので、彼に思いを重ねて見た。
エスファハーンでの暮らしを垣間見ることができ、
とても見ごたえのある映像となっている。
余談だが、この映像を見た次の日、
たまたまペルシャ絨毯を作るイラン女性に会う機会があった。
昨日の映像そのままで、深い感動を覚えた。
彼女の見解は「エスファハーンの水色は、昔、水がたくさんあったから」。
そうだ、3Dでたくさんの水が再現されていた。
昨日見た映像が目の前にある。
人生は面白い。
エスファハーンのイスラムモスクは写真でしか見たことがなかった。
このビデオで初めて映像で見た。
イマーム広場は、以前はもっと広かったこと、
水をひいていたことが3D画像で再現される。
そしてタイル職人を目指す難民少年も出てくる。
私も深くエスファハーンに憧れ、タイル職人になりたい、
とすら思っていたので、彼に思いを重ねて見た。
エスファハーンでの暮らしを垣間見ることができ、
とても見ごたえのある映像となっている。
余談だが、この映像を見た次の日、
たまたまペルシャ絨毯を作るイラン女性に会う機会があった。
昨日の映像そのままで、深い感動を覚えた。
彼女の見解は「エスファハーンの水色は、昔、水がたくさんあったから」。
そうだ、3Dでたくさんの水が再現されていた。
昨日見た映像が目の前にある。
人生は面白い。
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