いつも成瀬映画を観ていて感心するのは、登場人物の心理描写とシーンのつながりの自然さ・流暢さ。 この作品でもその特徴が十分に生かされている。 ある家族-老母と子供の兄弟姉妹、その配偶者等-が巧みに描かれ、相互の葛藤あるいは馴れ合い等が見事に描かれる。 物語の後半、老母をどうするか、というシーンは心理的に残酷ささえ感じてしまうが、当時から親兄弟の内輪の問題は現在とさほど変わらなかったのかな、とも思う。1960年作の映画ということで、当時の世相…終戦後の混乱を抜け出し、ある程度豊かになりつつある社会…もよく描かれていると思う。
俳優陣も豪華。原節子と高峰秀子が互いに存在感十分な演技を見せ、森雅之、杉村春子、加東大介も存在感抜群。仲代達矢も若い! 若き日の宝田明や小泉博も好演している。ラスト・シーンでのほんの小さい役だが笠智衆も出演。贅沢な使い方だと思った。
吉野朔実の本で紹介されていたので読んでみました。 すっきりした画風のイラスト風マンガで台詞はたいへん少なく 日常の微妙な心の揺れを拾っています。 散歩、というよりは歩行中のできごと的な題材が多いです。 さわやかな読み心地でした。
この本は私の最も好きな作品集です。一つ一つの作品が心にしみるような感動をもたらしてくれます。気分が落ち込んだ時など、この本を読むと、とにかくいやなことを忘れさせてくれます。いろんな人に勧めています。
木村君と中居君が一緒に歌うところがカッコイイし、詞も良いんです。聴く度に好きになります。ダンスもよかった。
まず驚いたのは、「青春」の作詞・作曲が呼人だった事ですね。てっきり、和弥が作詞で純太が作曲だと思っていたのでビックリしました(笑) さて、感想はなんかジーンときましたね。1997年のラストライブを島根から東京の日比谷野音まで観に行った自分に取って、まさに青春時代がジュンスカであり、ジュンスカのファンクラブに入っていた自分には解散を知った時の衝撃は大きかったです。そんな過去と今を一度ジュンスカから退会した呼人が「青春」を手掛けたのは運命なのかも知れないですね。勢いで突っ走ったトイズ時代から、足元を見つめ直しながら試行錯誤を重ねながら解散になったエピッック時代・・・だからこそ20周年の集大成になるこの作品の歌詞が特に身にしみます。「MY GENERATION」と肩を並べるぐらいの名曲です。 2曲目の「アリガトウ〜one's youth〜」はファンへの気持ちを込めた曲で、和弥作詞・純太作曲の和弥特有の言い回しの歌詞がイイです♪純太の間奏のギターソロもカッコイイです。 もうこんなに素晴らしいバンドは二度と表れないです。だって、いつまでも、ジュンスカはジュンスカであり、これははどんなに大金積まれたって買えない「青春」です!!!
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