20カ国で翻訳決定とある通り、著者はイギリス人であるが私たち日本人にとっても納得共感出来るルールばかりであった。 もちろん日本人として気恥ずかしいルールや「それはやりすぎではないか」と思うようなものがあるが、その考え方を再解釈したり自分の頭で考えなおすことが著者の求めていることである。(ルール46「自分の頭で考える」)
著者の具体的経験が織り込まれわかりやすく、文字数が多くないのでスラスラ読める。一度通読するだけでも何か少し変化が起こりえるかもしれない。
最後に私が共感したルールを…「罪の意識を抱くのはいい兆しだ」 どういうことか気になった方は是非一読を。
願望を実現する為の究極の秘訣・・。それは何か・・? それはこの本を読めば分かります。 願望を達成している人は意識する、しないにかかわらず、この本に書いてある「法則」を活用していると思います。 非常に単純な事なのですが・・。 しかし、多くのノウハウ本と同じく、この本の内容を意識して活用しないと、時間とお金の無駄です。
賛否両論あるとは思いますが、小室哲哉の曲に教育されてきたというか 彼の曲で青春時代を過ごしてきた自分としては、懐かしく 久々に彼の良質なポップな曲を聞くことが出来たなという感じです。 「一度聞くだけで忘れない」そんなクセになる部分があるのが彼の曲の特徴です。 そんな小室節炸裂の「Digest」「Love@1st Sight」 80年代渡辺美里に曲提供していた頃のような曲の「逢いたい理由」 純粋に良い曲だなと思う「STEP」 私のように、TM NETWORK時代からの小室哲哉ファンの方にとっては 帰って来てくれたと感じられるアルバムでもあるし globeからのファンの方には懐かしいと感じられるアルバムだと思います。 個人的には最近の若い方が、小室哲哉の曲を聞いてどんな感想を持っているのかに興味があります。
レビューで『AAAらしさ』について書いている方がいますが、『らしさ』は成長とともに少しずつ変化していくものだと思います。人間は身体も心も変わっていく生き物ですから、「いつまでも変わらないで」と強いるのは成長を否定することになってしまうのでは? 自分の好きな人や好きな場所が変わってしまうのは確かに寂しいです。自分にも経験があります。しかし、変化があったからといってAAAが消滅してしまうわけではありません。彼らは試行錯誤をしながら今を生きています。私は彼らが好きだから、彼らの変わっていく姿を見守っていきたいです。 変化があるからこそ変わらない部分が絞られていき、AAAの芯が見えてくるとも言えます。
曲の話をします。2010年から続いている小室哲哉プロデュースに関しては、とても満足しています。曲が好みだったという個人的な理由の他に、話題性があり、結果も出て、紅白歌合戦やレコード大賞に出場できました。今までAAAの曲を聴かなかった人たちを振り向かせることができたはずです。ファンとして嬉しいです。
そして、何より今嬉しいのは、新曲の『ダイジナコト』でAAAの新しい可能性を体感できたことです。 『ダイジナコト』は本当にこだわりが感じられる曲です。 大衆向けのポップ・バラードでは滅多に見られないような複雑な展開で曲が進み、メロディはキャッチー。歌、ラップ、歌、ラップと畳み掛けるような中盤。冒頭から心の闇が歌われ、全体的に暗い曲調なのですが、終盤になると明るく晴れていき、その流れが逸品です。 AAAはこの難易度が高い曲を、見事に歌いこなしています。 西島隆弘、宇野実彩子と続く歌の出だしから、いきなり彼らの感情が伝わってきて、言葉の断片から曲の世界に引き込まれます。陰鬱な序盤から始まり、葛藤に沈みながらも、大事なことを見つけ、最後には希望を感じさせるエンディングに辿り着く。AAAが歌う『ダイジナコト』はまるでドラマのような仕上がりになっています。 この曲で私はAAAの表現力を再評価しました。見直したという意味です。数年前の彼らでは、ここまでの表現はできなかったのではないでしょうか。メンバーの成長を感じました。 このことは小室哲哉の曲があってこその発見ですから、素晴らしい作品を提供してくれた小室氏に感謝したいです。
著者は日本の大学を出て、欧州の外資系で活躍しているビジネスマンだ。行間には著者のこれまでの並々ならぬ苦労がにじみ出ているが、それをさりげなく文化論に止揚しているところが本書の面白みでもある。「はじめに」の冒頭の言葉、「列車に乗りたいのか、それとも車を運転したいのか?」を吟味してみれば、本書はこれから積極的に生きようとする人々に捧げる人生の指針ともいうべきではなかろうか。 本書はこれからグローバルに活躍しようと願う人達に、「自助努力と自己責任」の重要さを訴えているが、著者の経験に根ざした言葉だけに重みがある。 一部には著者の独断に過ぎる箇所もあると考える向きもあるかもしれないし、もっと具体的なビジネスへの展開に言及した方がいいと思う方々も存在するかもしれない。しかし、それらは次の機会を待って、今は筆者の思いを素直に汲みとって十分に咀嚼することこそ重要だと思う。久しぶりに含蓄のある書物に出会った。
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