ほかの方も書かれていますが「えっ、おわり?」って感じです。 本、DVD共に内容は素晴らしいですがすでに付き合っている状態の話なのですべてのキャラの付き合う過程の物語が読みたかったです。 しかし短編といえども一応すべてのキャラの話があったので買って損はないと思います。
各ヒロインを2巻にわたり連載していくものと思っていましたが この5巻で最終巻です。 限定版の表紙は森島先輩と梨穂子です。 この限定版の内容ですが1話ずつ読みきり形式で各ヒロインにスポットを当てています。 コミックの方は 七咲編、絢辻さん編、美也編、中多さん編、上崎さん編、薫編、特別編を収録。 絢辻さんと薫は既にコミカライズされていますが内容は異なるものです。 特別編は主に森島先輩がメインで卒業が近くなり自分だけのアルバムを作ろうという話です。 コミックを見てまだ登場してないキャラが…と思いましたが それは付属のDVD-ROMに収録されています。 DVD-ROMに収録されているのは上記コミック収録のカラー版漫画(内容は同じ)と コミックには登場していない森島先輩と梨穂子と一年生編を収録。 一年生編は美也と七咲と中多さんの3人の内容です。 DVD-ROMのコミックはBGMが流れるので音量に注意してください。
その他のDVD-ROMの内容は東雲氏のカラーイラストを収録。 こちらは選んで見る場合は音は出ませんが 順番に見るを選択するとBGMが流れますのでここも音量注意です。
総合的に見ると隠しキャラの上崎さんのエピソードもちゃんと描かれておりかなり充実した内容です。 しかしやはりそれぞれのヒロインを2巻ずつ描ききってほしかったというのが本音です。 ともあれキミキスから始まりアマガミのコミカライズまで 東雲先生のコミカライズは安定していました。 東雲先生、お疲れ様でした。
もともとがそっち系の漫画を書いている作者とあって何気ない仕草や描写が非常にえっちぃです。 一巻のお話を一旦リセットする形で始まっているのでどろどろしたお話は一切なし。 アニメ版の方は色々と物議をかもし出していますが、一人一冊という形式の本作は原作ファンの方でも安心して読めるのではないでしょうか。
アニメ版を見て「あんなの摩央姉じゃない!」と思った方は一巻と合わせてどうぞ。きっと何もかも忘れて幸せな気分に浸れます。
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