鮮やかな緑を背景に、透明感ある男女がふたり、ふわっとそこにいる・・・・
そんな印象のスチール写真が、レンタルショップでいつも気になって
いたけれど、ちょっと、ストーリー的に物足りない映画だろうな〜・・
という先入観のせいで今まで手にしていなかった作品。
でも、私が想像していたものより、はるかによい作品であった。
優しさと清涼感に包まれる感覚、でも、その奥には、人物それぞれの
淡々とした悲しみや苦悩が痛いほどに感じられ、せつない。
主役の3人も、とてもよかった。
ワニ役の女優は、ナチュラルな透明感があってとてもきれいだった。
いろいろな想いを心の奥底に仕舞い込んで
それでも淡々と普通に生きているワニの姿を上手く表現していた。
ジュナ役のチュ・ジンモは、ドラマ「パンチ」以来の再会、
最初、彼とは気付かず、気付いたときは嬉しかったナ。
そして、この映画の中で、登場シーンは圧倒的に少ないのにも
かかわらず、一番印象に残ったのはチョ・スンウだった。
目や顔の少ない表情だけで、あそこまで心の内を表現できるのは
すごい。「ラブストーリー」の時とは髪型が全然違うので、
これまた、気付かなかったけれど、そうかぁ〜、「ラブストーリー」の
ジュナをやった彼だったんだ〜・・・。
作品としてもよかったけれど、この映画でチョ・スンウの素晴らしさに
気付いたことが私にとって、とても大きな意味を持った。
♪揺れる想い♪はZARDの8thシングルです。
♪揺れる想い♪は言わずと知れたZARDの代表曲のひとつである♪負けないで♪
と双璧をなすものですが、個人的には♪揺れる想い♪の方が好きです。
初夏を感じさせる爽やかなメロディと初恋を感じさせる歌詞〜
まさに揺れる想いが伝わる等身大の女性の想いが曲から伝わってきます。
心理描写が完璧ですね!こんな詞が書ける坂井泉水さんの感性が凄すぎます!
作曲はもはや無くてはならない織田哲郎さんです。編曲は明石昌夫さんです。
タイアップとしてポカリスエットCMソングになりました。
♪Just for you♪ も侮るなかれZARDのカップリング曲はただ単にオマケではありません。
十分主役を張れるだけの佳曲が多い中この曲もその中の一つでしょう。
印象的なピアノのから始まりアコ−ステックギタ−をバックに歌い上げる泉水さんの
ボ−カルが見事です。本当にどこまでも透き通った声は聴いていてうっとりです。
作曲は栗林誠一郎さんです。編曲は明石昌夫さんと池田大介さんの共同作業になっています。
間違いなくベストカップリングCDでしょう!
ジャケット写真がまた清涼感あふれる水色の色彩の泉水さんの横顔で曲の
イメ−ジにピッタリです。
単純にセールスの比較なら「揺れる想い」「負けないで」の辺りがピークかもしれないが、人気の安定度から言えばこの辺りが最も安定していたのではないだろうか?またZARDの一つの特徴であるキーが短調系の悲しい曲調が多いという事実があるが、それは初期~中期が顕著で後々になるとこの傾向が多かれ少なかれ薄らいでくる。それはシングルに限らずアルバム曲でも「HOLD ME」や「揺れる想い」を聴けば理解できよう。この作品もまだその色を残していて、特にシングルでは今まで「負けないで」「きっと忘れない」等ZARDとは言え「元気ソング」を歌う歌手になりかけた時期もあったがその後一転「もう少し。。」「この愛に。。」「こんなにそばに。。」「just believe。。」と不動のマイナー調の曲が連続した。こういう曲調を好んだ私は何も言う事が無かった。そういう意味ではこのアルバムは丁度サウンド面での転換期に当たるかもしれない。 今考えると4は今までのセールスを考えればある意味賭けに出たようなリスクの高い楽曲だった。短調の曲でありながら、スローテンポであり大衆向けの要因とは反対だった。しかし安定期にありながらこのような勝負に出ても本来のZARD色を出しつつ見事なまでに代表曲になった辺りは流石。そして同じく6も短調系で勝負を出たが、冒頭のスローテンポから徐々にテンポを増して怒涛の如く歌いきるという斬新な楽曲に私も想わず何度も聞入っていた記憶がある。とにかく今までに無い曲で聴き応えがとにかくあった。 またシングルに匹敵する程の完成度の高い曲として5・7・8等がある。特にスローバラードである7は怒涛の如く突き進む6の直後の選曲でそのコントラストもまた魅力的だ。やはりこれらの曲はビーイング系とは一括りにはしずらい、ZARDならではの曲作りがなされている印象だ。
素晴らしいですね。シングル曲も名曲揃いですけど、アルバム曲もとても素晴らしい出来だと思います。最後の「二人の夏」は、とても切ない歌です。何だか良い意味で哀しくなります。それは、泉水さんの新曲がもう聴けなくなることが関係してるかもしれませんが、初めて聴いたのは泉水さんの生前。その時から変わらない気持ちなのは、泉水さんが放つ音楽の素晴らしさが伝わってきたからなのでしょう。 個人的には「I want you」が結構お気に入りです。あまりない曲調だと思います。「You and me (and...)」も良いですね。 とにかく超名盤です!!
歌詞カードで見るのとまた違った詞(ことば)が共感できる。 女性目線の詞がおおいけれど、言葉使いを気にしなければ男性にも当てはまる気持ちもあるかもしれない。
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