発売前のOPムービーを見たとき、正直「BGMは期待できないかな」と思ったのですが・・・。実際ゲームをプレイしてみたら、相当良い出来で驚きました。1曲もはずれがないです。 最初は歌唱力にがっかりしたOP曲とED曲も、「JJが一生懸命歌ってるんだ」と思うと萌えてくるから不思議です。 ジャケットのJJもかっこいいですし、ブックレットに1曲ずつ解説が載っているのが良いと思いました。
前作にあたる映画「アマルフィ」は今一つだったが、テレビドラマ「外交官黒田康作」が面白かったので期待していたが、今一つピンとこなくて残念。
「アマルフィ」はキャストもロケ地も豪華だったが、あまりにいろんなものを詰め込み過ぎて、ストーリーの繋がりがぎくしゃくしたような感じだった。一方、登場人物には共感できる部分もあるし、展開もドラマチックだった。 その後のテレビドラマは、じっくりとキャラクターを描きこみ、ストーリーも十分伏線が張られており、とても面白かった。
そしてこの「アンダルシア」。登場人物のキャラクターや背負っている過去は理解できるが、今一つピンと来ず感情移入なかった。このシリーズは、じっくり描き込める時間がとれるテレビの方があっているのだろうか? 映画としては、ストーリーがシンプルな分、「アマルフィ」よりもよくまとまっていた。描写も比較的丁寧だと思うが、伝わってくるもの少ない。若干地味で、ドラマチックさや迫力は落ちていると感じた。
アンダルシアへ行く機会があり購入しました
マラガ ミハス ロンダ マルベージャを訪れました マラガは宿泊のみでした
ミハスは朝日が白壁の街 写真に写っている馬車のセニョールに乗らないかと言われ(汗) 時間がないよ〜と断りました
ロンダは断崖に建つヌエボ橋、最古の闘牛場や旧市街を散策しました ヌエボ橋は圧巻です
マルベージャはリッチな気分に 泊まるならビーチ沿いのホテルがお薦めです 旧市街も魅力的 お洒落なレストランやブテックが建ち並び広場にはオレンジの木が 可愛い黒猫にも出会いました
訪れたところはアンダルシアのごく一部ですが、是非もう一度訪れてみたいです
スペインに行くならアンダルシア地方です!
さて,「アンダルシア」である。 ご存じ「アマルフィ」の続編。 シナリオの連続性はないから,「特命外交官 黒田康作(その2)」というべきだろうか。 う〜ん。 「アマルフィ」は,以前一家で入間のアイポッドに観に行ってこの欄で触れたから感想は省略するが,それよりだいぶいい。 すごくいいかも。 どこがいいか。 シナリオの一貫性,論理性。 サスペンスのはらはら度。 織田雄二と伊藤英明の絡み。 前作では,世界遺産に登録されてもいるイタリアソレント半島の優美な風景と,あの伸びのあるサラ・ブライトマンの歌唱にほだされて,肝心の物語が舌足らずでもまあなんとか最後まで観ることができたという水準であった。 それにもかかわらず,こちらの作品は前作の三分の一の興行収入であるとは。 「アマルフィ」が前宣伝の大仰さと比べていまいち(いま二,いま三?)だったせいか。
人はどこかで相手を信じる。 信じないではいられない。 信じる他者なしに生きていくより騙された方が楽だということも多い。 それなのに,騙されているとごまかしようなく突きつけられたときには,やっぱりひどく傷つき抑うつに陥るのである。 黒田(織田)も神足(伊藤)も職務上何度もそんな経験をしている。 だから騙されることにも慣れている。 騙されたふりをして真実を暴き出す術を心得ている。 せつないことに。 黒田(神足)が信じたのは結花(黒木メイサ)ではなく,神足(黒田)の方だ。 経験乏しい市街地の銃撃戦で黒田に借りを作った後,そのお返しに,ウェイティング・バーで手持ちの情報を供与しようとしたとき,黒田が放った言葉に神足はノックアウトされたのだ。
「同じものを」
それを聞いてしまった神足はもう引きかえせない。 黒田を裏切ることは自身を否定することになるという言葉のマジックに呑み込まれて。 タイムリーに発せられたこのよう言葉が人を動かすというのを知っているのは,外交官の真骨頂とも言えるだろう。 神足は,同じにおいのする人間を間近に感じ,自分の過去のふるまいに対する肯定感を一瞬のうちに体験できたのである。 故郷を離れ,同じ地平線に立って同じもの(正義)を捨てきれないその人と交わした言葉の前では,上司の恫喝的な言葉も,息子のつれない言葉も,耳の奥につっかかり,ひっかかりながらも,最終的には捨象されてゆく。 それが「正しい姿」なのである。
だからね。 女の子が見たら不快を感じるかもしれない。 なんだよ,オトコの自己マンじゃん。 アタシの気持ちはどうしてくれるのよ。 そういう批判は論理的に否定できず,オトコは甘んじて受けとめるしかない。 オトコは言葉にすがって生き延びる動物なのである。
外交官黒田のドラマのややこしい設定背景を極力薄めての 本編スタート。映画のファーストデーに見たが1000円の価値は あった(笑) サスペンス、アクション、展開していく地の景色、 それに応えていく濃厚演技を見せていく織田、伊藤、黒木メイサの 三氏。昔の石原裕次郎あたりがやっていた日活ムードアクションの 雰囲気に近い。撮影のスケールもさながら、北野映画やホワイトアウト 等の作品でも御馴染みの山本英夫氏のカメラワークも今回更に熱が入っ ていたように見え! 震災でドラマの最終回が見れなかったけど、震災後に久々に映画館で見た 作品だったので、ストレートに躍動感が伝わってきた。ぜひブルーレイは 買わしていただきたい。次は何処の国で潜行活動するんだ…ラストシーン 見ればわかる?
|