熊野古道を世界遺産に登録されなかった紀伊路(大阪天満)から 歩きたかったので、即決でこのガイド本を選びました。
類本が何冊か出てますが、この本が詳しく
【紀伊路(天満発)・中辺路・小辺路・大辺路・伊勢路】
をカバーしています。 (大峯奥駈コースは、この出版社から別に1冊出ています。)
このボリュームですから、各王子などの詳細は ざっとしてますが、そこはまず調べていけば、 また楽しみが増えます。
写真もいいし、各コースの標高を断面図に表し、 目安の徒歩時間も記されています。 巻末には712年の神武天皇の熊野詣でに始まり、 過去の偉人達の熊野詣の年表が載っています。
宿泊・温泉情報は一応載っていますが、充実して いるとはいえません。和歌山をもっと楽しむため には、和歌山の他のガイドブックも併用する方が いいでしょう!
難点は持ち歩くには重いのと地図が小さいです。 でも、類本も同じようなものです。
このガイドブックは現地の観光協会的な場所にも置いてあり、ここに紹介されている人達に会えるとかなり嬉しい。 ※台風の影響により、悲惨な変化をとげてしまった様子ですが一刻も早く復興される事願います。
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