ラスヴェガスを舞台にした、ちょっと懐かしいハリウッド映画(1968年のスティーブ・マックイーン主演のサスペンス)の様なロマンスです。卒業旅行で訪れたラスヴェガスを思い出しました。
期待をせずに見たのですが、ストーリー展開もよく、フェイダナウェイとのやり取りも面白い。軽快な楽しめる映画です。マックウィーンの通常の硬派な映画とは違うのですが、いい意味でやられた!!という感じがした映画です。
前作「仮面に秘めた涙」が面白かったので購入しました。 冒頭、ロスガーに使いに出された先でブライトがヒロイン・ポーシャと出会うシーンで、前作とのリンクにわくわくしましたが、期待はそのあたりまでで、最後までお互いに信頼に踏み込めないふたりがどうして結婚を経てハッピーエンドにまでに至るのかが共感できずに終わりました。 しかし、次巻のエルフとフォートのロマンスに加えて、ロスガー自身のロマンスにとても興味があるので、それまでがんばって続いて欲しいです。
若くして他界した名優マックィーンの名作3作品を集めたボックスセット。お洒落なケースがGoodですが中味は既売の3作を入れただけと少々寂しい。映像特典等が出尽くしているのなら、ドキュメンタリーで俳優マックィーンの生涯などの入れて欲しかった。箱に入っただけなのが残念。あまりに名作だけにディスクも既に全部持っているし。
1998年に発売されたヘル(DJ HELL)のアルバム。『華麗なる賭け』は邦題で原題は「MUNICH MACHINE」。タイトルだけじゃなく、このアルバム全体をテクノらしからぬユーモアと、レトロな風情が包んでいる。ジャケットがまたいい。テクノアルバムとは思えない。昔の映画のサントラのようだ。ブックレットもまたこっている。彼の生い立ちをホラ話で綴る。ヘルはミニマルに傾倒していた時期がけっこうあったようで、その反動というか、彼の中のセクシーフォルダがパカーンと開き、こんにちのジゴロレーベルのようなエレクトロニックミュージックの広がりを獲得する道を切り開いた。最近はどんどん垣根を越えてエレクトロロックのような世界まで取り込んでいる。音楽的な許容範囲が広い。しかもセンスが抜群にいい。だから世界中にジゴロファンを増殖させることができた。このアルバムがまたいい。大好きな一枚で、今でもたまに聞く。ディスコであり、テクノであり、エレクトロ。この独特な音像世界を聞きたくてまた聞く。懐かしく、寂しく、新しく、時にきらびやか。彼以外に誰がこんな世界をつくれましょうか。オンリーワン。DJとしてもアーティストとしても変えがきかない強靭なセンス。潔癖主義的なテクノに、トラッシーさ(パンクで、ダサかっこいい、完全じゃない感じ)とセクシーさを持ち込んだ。そんな金字塔アルバムですこれは。アルバム買ったら、ジャケットをよく見てほしい。細かい傷がコピー&ペーストされてジャケ全体にちりばめられている。ここでも彼のテクノらしさを見て取れるのである。
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