ドンバチ付きゾンビ物漫画ですね。 よくできていて戦闘シーンの迫力も見事ですし、話も無難に一冊におさまっていますが、 詰め込みすぎているし、話しにはジオブリのようなテンポのよさや メリハリは感じませんでした。 この作家さんの漫画を読むなら、他の本から入門したほうがいいかもしれません。 もっと魅力的な漫画をいっぱい描いているので。
主人公は3人の日本人、お人好し大学生・朽ちかけの元私立探偵・トラブル家出娘が警察、マフィアを敵に回して大乱戦。朽ちかけの元私立探偵談、『誰が誰を追ってて、誰が何から逃げてるんだ。俺達は、いったい何に巻き込まれたんだ。』全面、アメリカンテイストがただよい、酒とタバコと銃の似合う漫画です。銃好きな人にはたまらない、伊藤明弘氏ならではのガンアクション!カーチェイス!!フルオートのマシンガンのように進むストーリーから目をはなせません。銃やアメリカのアクション映画が好きな人にはぜひお勧めだと思います。
今まで貯まりに貯まった弾薬が作者の鬱憤と共に七巻目にして遂に炸裂しました(笑)。
前巻のラストから引っ張っただけあって最初から半端無い量の弾丸が飛び交います。 人は蜂の巣になるわ。壁は弾痕だらけになるわ。車は吹き飛ぶわ。大爆発は起こるわで。伊藤先生やりたい放題!!。
「非常識」なディーの姉ちゃん達が華麗な殺戮ダンスを踊ったかと思えば、渋格好良いオヤジさんは何ヤードも離れた敵を愛用のSAAで狙い撃ったり、もうこの家族何でもありかっ!!。
今時ハリウッド映画だってこんなガン・アクション見せてくれません。 マンガですがB級アクション映画好きにとっては堪らん描写の連続です!!。
何気にエナが綾金出身なんてお馴染みのクロスオーバーがあったり、ローゼンマンが現場復帰したり、ホリタは国境突破なんて無茶な道を選んだりで次巻も楽しみです!!。
お約束なのですが不覚にも「プレデター」ネタには笑ってしまいました。
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