従来2つに分かれていたBOXセットが、ワンセット24枚組セットになって再発売される事になりました。 数年前から発売されていたBOXセットが、最近新聞広告などで大々的に宣伝しているのを何度か見ていたので、 「どうしていまごろ?」と思っていたのですが、この新ボックス版の発売を知って納得しました。 今回のボックス版こそ、真の意味の完全版だと思います。 その理由1完全放送版を日本語吹き替え音声で視聴する場合、 従来は一部字幕となっていましたが、 今回は、同声優又は酷似声優を起用しての吹替えで 追加収録しています。 つまり、吹き替え版でも完全版を見ることが可能になりました。 理由2待望の英語字幕も追加。イギリス英語ファンには朗報です。 思い起こせば、NHK初登場が1985年です。 今回はTVシリーズ化20周年特別記念ということだそうで、まさにファン待望のボックス版が登場したということでしょう。 お値段が安くなったのも、嬉しいですね。
伝説のグラナダ確かにそう言われている26話はキース党員の皆様には必見の作品です。世界遺産のアルハンブラ宮殿をゆっくりデートをする2人、ドビッシーの「月の光」やスペイン舞曲のピアノ演奏が場面を盛り上げています。背景も作画も美しく、キースの優しさと苦悩がにじみでてる、この作品をみて大人のファンがぐっと増えたのではないかと思います。23話子供向けかな。24.25話はナージャがフラメンコに真剣に取り組んでる姿がとてもよく描かれてフラメンコ衣装も踊りもなかなかのものだと思います。今回のDVDは秀作ぞろい。です。
とにかく明るく楽しいフラメンコ曲集です。ポピュラー曲をアレンジしたものが多いので、フラメンコを知らない人にも充分楽しめること請け合い。自然に体が動いてしまいます。あんなふうにギターを弾けるパコは幸せな人です。フラメンコを踊れる人も幸せ。今度生まれ変わったら、踊り子さんになる!
グラナダ在住10年の著者が日々の生活から眺めたスペインを綴った書。 かの地に購入した家の改装工事に悪戦苦闘する様子から始まり、スペインの食や雑貨、サンタの来ないクリスマスなどについて筆をとっています。 本書には闘牛もフラメンコも登場しません。観光で訪れた人々が刹那に出会う濃厚なラテンの色合いはここにはありません。 日本人がスペイン人に対して抱きがちな力強く明るいイメージとは何の縁もゆかりもない、生活者としてのスペイン人が綴られています。 ただし著者の筆致は少々おとなしすぎる気がします。異国で、しかもスペインで独りで生きようという日本人女性ならば、もう少し強い個性の持ち主なのではないかと予期していたのですが、予想に反して文章が淡々としているといった印象を持ちました。 築50年の自宅の改装工事で味わった辛酸に対しても思ったほど憤りを感じていない様子です。 スペインで暮らす日本人であるからこそ二つの価値観を止揚した末の新たな自己主張というものが著者にはあるはずなのに、それが見られません。 著者はスペインを紹介するという作業の中で「自分」を出すことを遠慮したのかもしれません。なるべくスペインを一般化し客観的に述べようとするあまり、例えば個別事例にあたるスペイン人の友人たちの登場回数を思い切り減らしたのではないでしょうか。 しかし本書はスペイン事情の単なる解説本ではないはずです。<40代の日本人女性が独りで暮らしながら感じたスペイン>を知りたいと思って本書を手にする読者も少なくないでしょう。エッセイであるならば、より個性的であってよいと思います。 次回作に期待します。 なお、スペイン在住の日本人女性が書いた類書に以下のものがあります。 安藤まさ子著「アルハンブラの誘惑」(実業之日本社) 湯川カナ著「カナ式ラテン生活」(朝日出版社) どちらもなかなか個性的なスペイン生活が綴られています。
思い出の地、トスカーナ。 ルッカから電車で10分・・・だったかな?ポンテ・ア・モリアーノという町にチョットの間、住んでいました。この雑誌に掲載されたレストラン「バッテルフライ」の近くだったのです。 田舎ですから山も川も空も空気も澄んでいて、そこにいるだけで幸せでした。夏には蛍もたくさん舞っているんです。 そして、食べ物が何でも美味しい、そんな町でした。 トスカーナ1美味しいといわれるジェラートやさんもあるんですよ!!夏のみ営業なんですが・・・。 もちろん、人は親切で暖かい。 フィガロヴォヤージュでトスカーナの特集があっているのを知って、即買いました。 フィレンツェ、ルッカまでは、よく雑誌にも取り上げられると思うのですが、もう一歩踏み込んだ地にあるレストランが載っていたので嬉しかったです。 しかも、全体がとても綺麗な写真で掲載されていたので見ていて楽しいですよね。 今後もフィガロヴォヤージュ、注目していたいと思います。
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