確実にSEXを連想させるベッドでの写真(表情)が多く,歴代の「月刊」シリーズの中でも,直球での艶かしさが強い作品になっています. 特にバラエティ番組でおどおど(演技?)している彼女とのギャップは大きく,プライヴェート感(恋人にしか見せない表情,と云うような感じ)も強く,パッと見なら文句なしで満点!!……なのですが,じっくりと観てみると,そのせっかくの艶かしい写真も,見開き2Pがあまりに多く,写真(彼女)の魅力が相当失われていることは否めません.艶っぽい顔のアップも見開き線のせいでもどかしさを感じます.
見開き画を「綺麗な1枚の写真」として観ようとするなら,ユーザ自らが本をばらし,スキャン→レタッチ(つなぎ目を消す)→印刷をしなければなりません. こうなると,特に写真集と云う,"画"を見せるメディアにおいて,紙(本)の限界を感じてしまいます.Web写真集であれば,見開きはおろかサイズなど無関係に,魅力的でワイドな画が観られるわけで……(こちらはこちらで違法コピィ問題が大きいですが).
また,私的にはインタヴューで「すぐにでも結婚するかも」と云う彼氏の存在を知ってなんとなく凹みました(笑).
と云う訳で,差し引き星3つです. 見開き線が気にならない人は満点でもおかしくないでしょう.
小室哲哉・楽曲提供作品…
・星野真里「永遠の海」 (作詞:坂元裕二、作曲:小室哲哉、編曲:Sin)
…が収録されています。
夏のけだるさの中に、それぞれのささやかな日常や想いがやわらかく描かれていて、なんかいいです。表面には出さない(出せない?)けど、ユウコはユタカが「めちゃくちゃ好き」。ユタカはどんなに遊んでても心の中はみどりちゃんだけ。太郎くんはユウコのこと大好きだけど、ユウコの心は「ユタカだけなの」。淡々と日常が過ぎていくように見えるけど、それぞれの誰かへの愛情はむせかえるように濃くて。それをごまかすようにそれぞれなんとなく他の人と寝てみたりして。結局みんな優しすぎるんだと思う。正直者の真希の存在が、いい箸休めって感じです。個人的には太郎くんのユウコへの愛情が観ていて一番辛かったかな。横浜ののどかな風景といい、ユウコの働くスナックのあったかい人達といい、切ないハーモニカの音といい、愛情あふれる映画です。久々にいい映画観れたな。
この作品を見てムラムラしたからと言ってくれぐれもヌかないように。
この分野ではかなりいい方に入ると思う。 ただ、古典的なアイドル路線を強く感じる。 彼女は外見は可愛いが、芯の強い性格の女性だと思う。 このギャップは今までのドラマなどで表現されてきた。 しかし、心の芯の強さを出し過ぎたのだろうか? アイドル路線に逆戻りしているようだ。 それなりに、俳優としての実力はあると思う。 これは、アイドル路線だと(彼女自身の主義では無いと思うが) 明示しているようである。 確かに、アイドル路線でも行ける外見と可愛さを備えているが、 俳優としての演技と、心の芯の強さを意識的に押さえつけているようだ。 可能性のある芸能人をどのような過去のドラマその他で評価されようが こういう形にしてしまうのは、非常にもったいないと思う。 彼女自身の全体を通してこの作品だけでなく、 彼女を俳優として見るのであれば、「星5つ」をつける。とにかく、「星野真理さん」は周囲が方向性を間違えなければ光る存在になると思う。
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