一見シュールなようで、笑わせどころとしてはかなりベタなのでは?
その違和感がなんとなく観ている間あって、最初はあまり面白いとは思えませんでした。 が、尾を引くというか、またすぐ観たくなる。「これ、あまり笑えなかったよね」というのをわざわざもう一度観て確認して、やっぱり笑いはしないけれど、観れば観るほどだんだん面白く感じるようになってくる。
どれも設定がものすごく細かく考えられているのと、ジュニア以外の2人の役理解がちょうどバランスのいいところに留っているのが大きいのでしょうか。奇妙な味のアメリカ喜劇を舞台化したような印象があります。アメリカ的なスラップスティックは必ずしも笑えないけれど、独特な妙味を味わう面白さではまってしまう、それと似たような感じ。
好き嫌いで言えば好きかどうか、まだ判断がつかないのですが、観れば観るほど面白く感じるというのは、購入して手元におくDVDとしては正解でしょう。
著者は、ジュニアの友人でありジュニアを主演とした映画を作った映画監督豊田利晃。
95年のはじめツアーは全国の各地を回ったが、その際のドキュメントのような形式で綴られ、ツアーの道中、本番のバカトークの内容、その日にしたコントなどが詳細に記録されており、当時を知る手だてが少なくなって来ている今となってはかなり貴重な資料かもしれない。
また、豊田氏が二人にインタビューをしているところでは、二人の考え方的なものも知ることが出来る。
98年に行われた、「はじめTOUR 金龍飛戦」のライブビデオである。
全編コントで編成されている。
コントの設定自体はどれも現実からそれほどかけ離れていないものであり、決して突飛な設定ではないが、その内容は常人には作れないものばかり。 エレベーターに閉じ込められた二人の会話、年齢を10歳サバ読む元ホステスの人気アイドル、ヤクザが奏でるピアノ、幼児向け番組仕立てのコントなど。
「プロペラ」のコントとは少し違う感じのものもあり、「PINK」と並んで千原兄弟中期の名作ビデオである。
「ボケ」や「オチ」を楽しむだけが笑いではなく、話の流れや全体の空気を笑うことができる、そんな千原兄弟の魅力を感じる事が出来る。 ファンならば必携、ファンならずとも笑いが好きな人には一度観てもらいたい一品だと思う。
せいじさんが面白い。 ジュニアさんのトークが続くだけではなくなった。 にけつとか他のトーク番組の話とかぶらないのはさすが。
完成度が高い お笑いに演劇感がプラスされていて、ああ、こうやった。ってにやにやしたり、考えさせられたり…Jrさんの演技は神業です 憎たらしい小学生をやらせたら日本一…かも。でも、うっすら可愛くて 健気です。1つのテーマにそっていくつかの話がまとめられています 実は私はレンタルでみたので今、品切れなのがショックでした。 最近若手のコンビがにた感じなのをされているのをみて、 一つのジャンルとして確立してるんだなと勝手に思っていました でもあの内容の深みと笑いは千原兄弟の生き方とセンスによって かもし出される唯一無比の味です。 なぜか醤油ラーメンか焼き魚が食べたくなりました。
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