見てる時に、籐子(深津ちゃん)の切な過ぎる台詞に つい泣けてきてしまったのは私だけかな?深津ちゃんの演技が素晴らし過ぎるのかわかりませんが、何だか自然に泣けてしまいました。だからと言ってずっとそんな泣ける場面ではなく、自然に笑ってしまう場面もあってホント買ってよかったなぁと思いました。ドラマのDVDを買うことなんてないけどこれは、買う価値があったとつくづく思います。ただのベタベタの恋愛ドラマじゃなくて、見終わった後に 何だかいろいろ仕事か恋愛とかについて考えるようになりました。ドラマの影響じゃなく見たら考えてしまう・・・そして「頑張ろ!」って思えてきました。
この「スロウダンス」のリリースにあわせて1990年の11月にアンソニーの旧作品群がCD化され、「ギースアンドザゴースト」や「ワイズアフターザイベント」「サイズ」などの作品が初CD化され、本作とともに聞き込んだことを思い出す。本作品は2部構成で、お得意のクラシックギターだけではなく、「プライベートパーツピーセズ7」の製作で学習したジュピター8やプロフェットシンセサイザーを使用して臨場感あふれるオーケストレーションを実現している。前半と後半に分けた展開はマイクオールドフィールドの「ハージェストリッジ」や「オマドーン」を想起させる。前半の終末部は明らかにマイクオールドフィールドの作品群の影響を感じさせる。サウンドの全体的な印象はジャケットの深緑色の世界で、シンセとクラシカルギターの絡みや柔らかく染み渡るように広がる暖かいシンセの音色、後半の雨音のようなシンセに優しいギターが絡む展開など聴き所が多く飽きさせない。この内容を考えるとよく日本盤(ポニーキャニオン)がリリースされたと思う。バブル絶頂期だからこそ可能だったのかもしれない。
この物語を観て最初に思ったのは、登場人物の些細な心の動きまでが丁寧にきちんと描かれているということ。
台詞の奥に隠された小さな思いが観ているこちらにきちんと伝わってきて、登場人物に共感しやすく、話の所々でホロリとしてしまいました。
それはやはり脚本がとても丁寧に創られており、また役者がそれを丁寧に演じているからだと思います。
恋愛に関してブレーキの利きすぎる男性(理一)を妻夫木が、ブレーキの利かない女性(衣咲)を深津が、
恋愛ごとをズバズバ口にして見ている側からするとちょっとムカッとくるような女性(実乃)を広末が、
賢くて格好良くてモテて恋愛も人生も自由奔放に生きる理一のお兄さん(英介)を藤木が、実にハッキリとしたキャラクターで表情まで丁寧に演じています。
パッと見ただのラブコメに見えそうですが、ちょっと目をこらしてみてみると、恋愛・人生における些細な人の感情・思い・迷いが、
どこかで自分も経験したことのあるようなことが描かれていて、結構深い内容であるということが見えてくるはず。
そして登場人物の誰かに共感するはず。
私はここまで人間の心を丁寧に描いた作品と出会うのは久しぶりです。
このCD、すごく癒されました。特にトラック3は元気になれますよ!ちょっと落ち込んだ気分の女性の方にお勧めです☆
妻夫木クンのインタビューを興味深く読みました。(まぁ、ファンなので。)眩しい表情の写真もいいですね。メインの4人以外がぜんぜん取り上げられていないのは、残念です。男の子3人が集まったときの雰囲気がすごくよかったのにね。 まぁ、ドラマのオフィシャルブックって、こんなもんでしょ。
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