人生の無駄を精算するチャンスが与えられるドラマ「ロス:タイム:ライフ」のOST。 劇中の曲はほとんど収録されているので、ファンには買いの1枚だろう。 個人的に好きな曲は、オープニング、審判登場、Aidaの2バージョン。 他の曲も、焦燥感や安堵感を表現するには良い曲ばかりである。
しかしながら「極道の妻編」で使われた三味線風のアレンジ曲が収録されていないのが残念。 出来れば完全収録して欲しかったので、星4つ。
2010年12月現在でも、このドラマを超えるレベルのドラマは無いです さながらサッカーをみているような臨場感、ドラマに実況と解説がいるという いまだに忘れられないほどこのドラマの圧倒的なインパクト このドラマを考えた方は、天才です 1話のカメラマンは、人生で初めてテレビを観て泣いてしまいました ロスタイムが減っていくにつれて、本当に心苦しくて それでも最期までロスタイムを大切な誰かの為に、精一杯生きようとする 主人公を応援してしまいます 個人的に最期の審判の表情が暖かくて涙を誘われます 現に今、思い出しただけで涙が… 自分の今までの人生、これからの人生を考えさせてくれました 実況はサッカーファンは地上波のCL中継などでよく知ってると思いますが、フジテレビの青嶋さんがドラマの実況をしています 口下手で申し訳ありませんが 自分は、このドラマは自信を持って他の人に推薦出来ます
レビューにも非難や皮肉が散見されるが、「医者性悪説」に立つ「医師以外」の人には噴飯ものの内容かもしれない。しかし、ごく普通の病院勤務医の本音は正に本書の内容にある。いい悪いを別にして、これが多くのごく普通の勤務医の考えていることだと知るべきである。よく本にしてくれたと感謝している。 ドラマに出てくる若くて凄腕の天才外科医など実際いるわけはないし、ドラマの設定も実に荒唐無稽でいい加減、おかしなところばかりが目に付くが、「現場のリアル感を追求した」などという「売り文句」を真に受けて観ている人も結構多いことは確かだ。更にこれに輪をかけるように「ゴッドハンド」と呼ばれる医師たちが医療全体を偉そうに批評していることが火に油を注いでいる。彼らは膨大な広さを持つ医療のごく狭い分野のそれもごく一部の医療技術に優れているというだけでしかなく、日々苦闘している他の医師たちを愚弄する資格はないと断言したい。 昨今話題の「神様のカルテ」でもそうだが、医療ドラマでは過労死の危険にさらされながら、ろくなスキルアップも出来ない環境下、薄給で奮闘する医師を持ち上げておいて、「大学医局の医師=権力欲に囚われた無能者の集団」という素人受けする実に下らないベタな設定がよく利用されている。先に述べたゴッドハンド医師の中にも口を開けば医局にたいする罵詈雑言に終始している愚か者がいる。医療と言うのは技術であり、技術はやはり何らかの徒弟制度という形の下で一番確実に継承される。医局というのはその一つの方便でしかなく、ほとんどの医師はそこで先輩から手取り足取り指導を受けて身に付け、それを後輩に伝えていく。そうやって自分のキャリアを磨くのが一般的な姿だ。運命共同体とか権力への階段などと考えているのはごく一部の特殊な連中であり、これは普通の会社員でも同じだろう。「今の医療の問題は供給側に責任がある」といって一方的に医療側を批判するのであれば、今の日本の医療システムを悪名高い現代のアメリカ式にしてしまったほうが非常にすっきり解決する。そして、実は医療側にとってもアメリカ式の方が効率や報酬の点でははるかに都合がよいのである。 馬鹿馬鹿しいが敢えて言う、サラリーマン全てが「島 耕作」であるべきだ、教師全てが「金八先生」であるべきだと批評されたら、批評された側は非難轟々であろう。自分たちのことを棚にあげて医師には過酷な環境で働くのが当然、完璧であるのが当然と言う要求は筋違いだ。
auのコンテンツだったので「知る人ぞ知る」作品だった 『ロス:タイム:ライフ』の続編が、このDVDリリースで グッと見やすくなったのには、単純に嬉しい。
『ロス:タイム:ライフ』はもともと、筧昌也という監督の プライベートフィルムに端を発し、持ち味が強く出た作品である。
そういう意味で言えば、氏が脚本、コンテ、演出を全てこなした この続編は、他脚本家や演出家が多く入っているTVドラマ版以上に緻密だ。 監督の持ち味も作家性も遺憾なく発揮されている。
残念ながら筧氏は、今はまだ長編監督の機会にあまり恵まれていないので、 そちらの評価はまだしかねるが、こと商業短編作品の作り手とすれば、 間違いなく、今の日本の若手で随一の腕前を持っている。
その早撮りとタイトなスケジューリングは、メイキングパートからも伝わるが、 だからと言って中身まで安価な作品だろうと侮るなかれ。 谷村美月、武田真治のキャラを存分に引き出した、非常に愉快な作品になった。
完成度、TVドラマ版以上。気軽に楽しく見て頂きたい。
ドラマのDVDを検索していると書籍版があることを知りました。 たまたま本屋で見つけたので購入しました。
内容はドラマから抜粋+オリジナルで全5編からなる短編モノです。
少しドラマと内容が異なる部分もありますが、書籍版では審判員のコミカルな部分、 また審判員達の存在意義等が際立って表現されていて、私としてはドラマと違った面 白みを感じることができました。
ドラマが好きな方にはぜひお勧めしたい一冊です。
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