斎藤佑樹関係のいろいろな本を読みました。以前から彼を知る人間としてはそれはうれしくてたくさん買ってしまいました(^_^;
いろいろ評価はあるでしょうが、「完全現地取材」などと本の帯で言っておきながら全くの嘘っぱちの本がある中で、2006年の斎藤佑樹を知ることができる3冊(「栄光の…」「早実vs…」)の中の1冊だと思います。ま、ご両親執筆ですからね。
内容は、J-SPORTSが中継でしていた映像・実況を使ってます。 ただ、早稲田やプロ注目選手がいる大学以外の試合は、1試合1試合が短すぎて 素晴らしい試合もあったのに、感動も半減でした・・・ あと、何試合かは省略されてるので、佛教大や大阪経済大、別府大など いくつかの1回戦敗退のチームは全く写ってません。残念です。
準々決勝以降は全試合分の映像がありますが、やはり早稲田に偏り気味。 早稲田びいきにするなら、「全日本大学野球選手権〜斎藤佑樹、日本一の軌跡」 とか早稲田だけのものにしたらどうでしょうか。 もうハンカチブームにはうんざりです…
「我が子が佑ちゃんのように育ってくれたら・・・」と願うお母さん達にとって必読の一冊です。 私も二児の母ですが、斎藤家の姿は「こんな風に子育てができたら素敵だなぁ」 というまさに理想像でした。 ヘタな育児マニュアルを読むよりも、きっと役に立つと思います。
家族の絆、兄弟の信頼関係、祖父母を大切にする心の優しさ・・・こんな基本的なことが 今の国民的大ヒーローの真っ直ぐな佑ちゃんを生み出したんだなぁ、と感じ とても心が温かくなりました。
また私自身が群馬県出身なので故郷の話が載っていたこともとても嬉しく思いました。
これからも佑ちゃんを応援し、少しでも佑ちゃんの家族に近づけたら!と頑張ります。 佑ちゃんのお母さん、素敵な本をどうもありがとうございました。
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