全部で約240ページくらいある中で、ゲームの世界観を解説したディープ(笑)な設定が、カラーで約140ページくらい。
そしてコトブキヤのプラモを愛する人の為の、メカ設定試料が残り約100ページ(但し白黒)。 アーマードコア模型ファンなら当然、購入必須の内容は元イラストに直接描き込まれたモノなので、 字が小さくて読みづらいかもしれませんが(結構ディープで、読み応えアリ)楽しめるコト、間違いなしだと思います。
個人的には、もっと新ネタが欲しかったけど……、今まで発売されたアーマードコア4系の設定資料集としては、大変満足☆5な本。
「 Waiting for the Sirens' Call(2005年)」の選外曲集です。
全8曲。
本作で聴けるのは、New Order 本来の≪ギターバンド然≫とした楽曲が中心です。
M-1 -----「 Here To Stay 」に良く似た、少々ぎこちない展開の、生っぽいギターPOP。
M-2 ----- 珍しくクリーンなカッティングで展開する、Electronic 色の濃いダンスナンバー。
M-3 ----- ジム・スペンサー!プロデュースの、ボッサっぽい哀愁ユーロビート。
M-4 ----- マリオン meets New Order ! な哀愁ギターロック。 フィルのフィードバックで始まる転調からのバンド・アンサンブルが凄く良いです! M-5 -----「 Total: from Joy Division to New Order(2011年)」に既収録。
M-6 ----- これぞ New Order ! 「 I Diot Country Two 」調のアシッドなサウンドに鳴り渡る、フッキーの≪ギターリフる≫ベース!
M-7 ----- オーソドックスなギターロック。
M-8 -----「Waiting for 〜」収録曲「 I Told You So 」の別ミックス。R&Bテイスト。
「 Waiting for the Sirens' Call 」の収録曲と比べ、劣っていたから選外になった、というより、 ギターロックっぽいのはもう要らない、という制作上の都合で外された、と私は考えています。
「 Waiting for〜」の制作テーマが、「 Republic 」で完成した、みんなが好きな New Order サウンド、 ≪メランコリックでありながらも、キャッチーで、ダンサブル≫だったことが要因でしょう。
フッキーの脱退により、彼らの、 今では最大の特徴にまでなった≪ギターリフるベース・サウンド≫も、この選外曲集で聴きおさめ、でしょう。 さよなら。
他の方も書いているが、何故、この程度? と思わざるを得ないくらい中途半端な選曲。 どうでもいいような再結成ネタに合わせてのリリースか?と疑う。事実そうだろう。
再結成しようがしまいが、本当にどうでもいい。とっくの昔に「終わってる」バンドなのだから。 正確に言えば「テクニーク」で、終わってる。 ピークは厚生年金会館でのライブの頃。スウェット・パンツ履いてベースを弾く馬鹿野郎が 猛烈に格好良かった。
リマスタリングの出来はともかく、全てのトラックが先の「コレクターズ・エディション」 に比べても更にクリアになっているので、確かに新鮮な驚きがある。 マーティン・ハネット氏もグレイブヤードの下から驚いていることだろう。 さてイアン・カーティス氏はどう思うだろうか? ピーター・サヴィル氏は?
もしかすると、マニアには、受けないのかもしれない。 つまり「JDはこんなクリアじゃなくていい。もっとモヤモヤした感じ」とか。 大体、代表的なトラックのタイトルも「アトモスフィア」だし。
NOについてはクリアな質感は最初からあったからいいと思うが。
個人的にはクリアになればなるだけ、いいと思うので大歓迎だが、であれば いっそのことJDとNOのそれぞれ「サブスタンス」をリマスタリングして 「コレクターズ・エディション」とすればいいのに。
それぐらい驚くほどクリアなリマスタリングなのだ。 特にリズム・セクションの鮮烈な響きは、衝撃。
変にマニアックなコンピレーションをリリースするより、普通に、オリジル・アルバム を最新のリマスタリングを施してシリーズをコンプリートしてくれればいい。
つまりこのアルバムは「変にマニアックなコンピレーション」ということだ。 この曲を選んで、あれは選ばないのか?とか。
ピーター・フック氏の「アンノウン・プレジャーズ・ライヴ」とかを聞くと やっぱり、昔のJDとかNOが好きな訳で、それはファンも同じなのだ。
そして、改めてJDにしてもNOにしても、メロディ・メイカーとして素晴らしい才能が あった、という事を確認する。 あの時代は輝いていた。その天賦の才能を持って。
早く引退すればいいのに。 こういうベスト盤を何度でもリリースして、昔の宝物で飯を喰ってきゃいいのに。
もう表面に出てこなくていい。
これだけのリマスターが出来るのであれば、同じファクトリーの弟分ACRの 「The Old&New」までのオリジナルを再度リマスターしてもらいたいもんだ。
何せ、Soul&Jazzからのリリース盤は、正直大したリマスタリングしてない。 あれではACRファンは納得しない。
全部で約240ページくらいある中で、ゲームの世界観を解説したディープ(笑)な設定が、カラーで約140ページくらい。
そしてコトブキヤのプラモを愛する人の為の、メカ設定試料が残り約100ページ(但し白黒)。 アーマードコア模型ファンなら当然、購入必須の内容は元イラストに直接描き込まれたモノなので、 字が小さくて読みづらいかもしれませんが(結構ディープで、読み応えアリ)楽しめるコト、間違いなしだと思います。
個人的には、もっと新ネタが欲しかったけど……、今まで発売されたアーマードコア4系の設定資料集としては、大変満足☆5な本。
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