この曲は、一番最初聴いた当時はあまり自分には残りませんでした。が、改めてTVを通して 聴いたところ心に突き刺さるように残りました。「永久の愛」を歌うこの曲は、曲そのものも もちろん「名曲」としてよいのですが、もう一つ"アルフィーサウンド"を語る上では忘れては いけないものがぎっしり詰まっていました。それはというと見事なアレンジで、3人の特徴 ともいえる「コーラスアレンジ」です。CWの曲は、今春のアルフィーのツアーのCM曲にもな っており、TVを通してこの曲も知りました。この曲は、この春何かを始める人たちへの見事 な応援歌になってますね。今回のこの曲は、僕の好きなアルフィーの曲の中では本当に上位 に来る「最高の名曲たち」といえる曲です。皆さんもぜひこの「アルフィーサウンド」を堪能し てみてはいかがでしょうか。
白状してしまうと、最近のオリジナル・アルバムは購入はするものの2〜3回くらいしか聴いていませんでした。 中学時代にアルフィーを聴き始めて、メロディーの覚えやすさ、胸に響く歌詞、美しいコーラス・アレンジに夢中にさせられたものの、 最近の曲はどこか単調でどれもどこかで聴いた曲のような感じがしていました。 アルフィーほどのベテランになれば曲調がマンネリになるのも仕方はないことですが、新譜を心待ちにするほど夢中にさせてくれた 80年代のアルフィーをどこか懐かしく感じていました。 単なる惰性で購入してしまったアルバムですが、数曲なかなか良いのでは?と思う曲に出会うことができました。
上戸彩に提供した曲のセルフ・カバー「夢のチカラ'06」の詩・メロディーに自分が夢中になって聴いた頃のアルフィーのかけらを感じました。 「100億のLove Story」は既発のシングルのアルバム・ミックスですが、アルバムの流れの中で、この位置で聴くと 詩がとても素晴らしいことに改めて気付かされ、まるで純愛映画のエンディングを見たかの如く感動してしまいました。 この2曲はとても気に入っています。 ただ、全体的にアレンジが単調というか、予定調和な気がするかなぁ。 それがアルフィーのトレード・マークなのかもしれませんが。 もっと幸ちゃんの職人的なアコースティック・ギターを聴きたいものです。 アルフィーを他のロック・バンドと異なる存在にさせている要素の一つは、幸ちゃんのアコギだと思っているものですから。
ここ数枚のアルフィーのやや単調な疾走系曲に辟易していた私のようなリスナーにもお奨めできそうです。 30年以上も活動を続けていれば、詩やメロディー、アレンジが過去の曲に似通ってきてしまうのは仕方がないことと思います。 しかし、アルフィーがもう一花咲かせたいと思うなら、他のアーティストとのコラボレーションや外部のプロデューサーと組む等して、 曲やアレンジのマンネリ打破が必要な気がするのですが。 次作には個人的にはライブで拳を振り上げなくても済むような、大人の鑑賞に堪えうるアコースティックな面を前に出した アルバムを作って欲しいなぁ。
1回サラ〜ッと聴いた時は、違和感というか冴えないように思えたが、2、3回と聴いてみるとアルフィーらしさが随所に出ていて、高いレベルによくまとまったアルバム。シングルも、アルバムを通して聴くと、効果的に良いアクセントになってます。
|