別に、変身ヒーローが出て来なくても、普通に現代の大人向けの探偵もの、犯罪捜査ものの音楽として通用するのではないかと思うくらい、クールかつ痛快なケレン味に満ちたアルバムです。 歌ものはOPテーマのTVサイズのみにし(その代わり数々のED、挿入歌は独立のタイトルでCD化されています)インスト曲に徹した構成になっているため、気がつけば近年の仮面ライダー劇伴集の中でいちばん個人的ヘビロテになっていますね。 M−01『今までのダブルは』〜05『出撃リボルギャリー』へのシークエンスは、平日朝、カラダもアタマもガシガシエンジンかけたい時間帯の、格好のお供です。 ただ、企画としては、“これきり”では物足りない。1年クールの番組の、放送開始後わずか3ヶ月時点でリリースされており、ファングジョーカー、アクセル、エクストリーム、敵サイドのウェザードーパントなどの強力キャラ&フォーム参入をも織り込んだヴァージョンを、ぜひ続けて出していただきたいと思います。
仮面ライダーシリーズの超全集はほとんど所有していますが、まず間違いないです。ベルト関連の小道具もきっちり紹介されており、トータルで楽しむのにはもってこいです。これからもシリーズは続く限り発売を期待してます!
仮面ライダーWという番組の歌という観点で評価します
まず小さな子供は覚えられない歌ということで残念です 大人でもなかなか覚えきれません 子供が大人になったときに懐かしくて歌うということもないでしょう 子供向け番組ならそういう所を考慮して主題歌にして欲しいと願います
まるでTVシリーズを見ているかのようなストーリーライン。文体はちょっと独特の癖?があり、自分は若干気にはなったが、そんなものはものともせずに読み進められる演出力。このまま映像化できるんじゃないか、いや、ぜひしてほしい。読んだ後にそう思わせてくれた1冊。
平成ライダーシリーズの番組終了後に発売される公式読本は毎回購入していますが、今回のWの公式読本はひと回り大きく厚いです。キャスト、スタッフのインタビューが中心の構成です。キャスト、スタッフ一人一人の役割を大きくクローズアップしています。キャストは自分が演じたキャラクターからみたW。スタッフはWができていく経緯など裏側からの視点でのコメントが楽しめます。 寺田克也さんのドーパントのデザイン画が掲載されており、寺田ワールドというかデザインはそれぞれですがどこか共通する味はすばらしいです。寺田さんがデザイン解説をした本が出版されるなら、買ってしまいそうです。 キャストのインタビューはサブキャラの方々もコメントが掲載されており、こういう部分がWの良さというか隅々までちゃんとしているからあのドラマの世界観が構築されたのかなと思いました。
仮面ライダーWを一年間楽しんだ方にはおススメの1冊だと思いますよ。
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