第46回ベルリン国際映画祭銀熊賞をはじめ数々の賞を受賞し、国内のみならず海外からも絶賛を受けた本作。 原作は、人気絵本作家田島征三の、子供時代を綴ったエッセイ。監督脚本を手掛けたのは、「サード」や「四季・奈津子」の名匠東陽一。 素晴らしい演出と脚本に加え、子供たちの素朴な演技、そして主人公の両親を演じる長塚京三・原田美枝子の名演。 人生で、子供と呼ばれる期間はとても短いですが、その子供時代に経験した数々の出来事が、その後の人生の根底の部分を支え続けてくれています。高知県の美しい自然の風景を堪能しつつ、そんなことを教えてくれる素晴らしい映画です! どうか一日も早くDVD化され、一人でも多くの人に観て頂きたいです。
落ちてないのがデメリットですが ビデオしか無かったので 助かりました
奥深く、考えさせられます。なんか異様な感じや独特の雰囲気がたまりません!
純粋がゆえに騙され傷つき、また辛い仕打ちに遭いながらも
力強く直向きな”おりん”の生き様は強く心を打たれます。
名作です、オススメ。
色んな意味で、名画の部類には入らないと思います。が、最近の映画に失われている、”見てる人の魂に入り込む”要素はあります。多分に「白蛇抄」に通じるものはあるでしょう。 原田美枝子が盛り魅力的な頃ですが、彼女の女としての魅力だけ取れば、他の出演映画に勝る部分はありません。 ですが、決してつまらない映画という印象は残りません。「珍しいテーマ」「昭和の価値観」などに触れるには いい映画です。タイトルの印象に反して、気持ち悪いシーンはあまりありませんし。 精巧なSFXに慣れた、20代ぐらいから見れば、C級映画にしか見えないかもしれません。
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