まずはジャケットの表情が素晴らしい。基本的にバアイオリニストの曲なのだから、中身で勝負なのは当たり前だが、やはり見た目もいいに越したことはない。横浜育ちの僕は本当に見た目でもお金にも苦労しているので良く分かる。それはさておき、愛さん選曲・演奏のCDなので、この曲の組み合わせの妙と演奏の華麗さがこれまでのアルバムの中でも最高にいい。いまだに成長し続けるバアイオリニストも珍しい。しかし、やはり、生演奏で聞いてもらいたい。残念ながら、今はタンゴのツアー中だが。先日、横浜でも演奏会があったが、このCDの曲も演奏されていたので、50年生きてきて本当に良かったと実感した。サイン会での握手の温もりが僕の心に火をつけた。とはいえ、このCDを聞くととても癒される。さて、寝る前にもう一度聞くとしますか。
奥村愛の固定ファンはもちろん、クラシック初心者にも好感されやすいCD。ジャンルを問わず、気軽に聞き流したい向きには良い。J−クラシックアイドルの役割は果たしているだろう(三十路間近、4歳の子持ちでアイドル扱いは憐れだが)。ただ、3000円の価値があるのかどうか。
奥村のいう「どクラシック」の曲は、抜粋曲を含め多く見積もっても3曲しかない。ソリストとして活動し、CDを6枚も出しながらコンチェルト(全楽章)の録音がないのは変わっている。ベスト盤でもないのに抜粋というのも珍しい。
指揮者はクラシックの指揮者というより、ゲームのサウンドトラックなどを手がける「マルチ」な人物。クラシックから幅を広げ、クラシックらしきモノに落ち着くパターン――奥村と釣り合いが取れているが、クラシックCDとして3000円の価値はない。また、奏者の自負する“クラシック畑”のフィドルは中途半端で、クラシックらしきモノだから3000円で良いというわけでもなかろう。
一方、ピアニストで作曲家の加古隆の参加は心強い。 「ポエジー」をグリーンスリーヴスの編曲と書いているレビュアーがいるが、正確にはそうではない。この曲は中間部のピアノと弦楽合奏が印象的で、奥村のヴァイオリンはむしろ脇役かも知れない。「黄昏のワルツ」はコンピレーションCD「image」等にも収録されているが、雑音が多い。この点は今回改善されている。ただし、新たな編曲が加えられ、今までの曲とは違う点には注意が要るだろう(個人的には原曲が良い。初めてこの編曲版を聴いたとき、編曲部を真面目に雑音かと思った)。「明日への遺言」は、オリジナルサウンドトラックにもオマケとして収録されている。
ボーナストラックの「愛のあいさつ」は、音源の違いによる音の違いが顕著。この曲は奥村周辺では代名詞的に使われているが、やめてもらいたい。
それにしても、「プライベートも充実して」などという宣伝文句は初めて見た。革新的なJ−クラ文句である。
私がこのコンサートを観たのは、サントリーホールでの2日目。座席が中央の前から6列目だったこともあって、「もしかしたら・・・」という当ては大きく外れ(収録は大阪のザ・シンフォニーホール)たものの、DVDを観ながら再び感動に浸ってしまった。これほどまでに個性的なヴァイオリニスト6人が、ひとつのステージに揃うことはまずあり得ないだろうから、各アーティストが聴き比べられるだけでもお得な1枚だと思う。実際、同じ楽器であるにも関わらず、それぞれの奏でる音色がまったく違うことに驚いた。収録曲は、アンコールまで全て収録されており、ジャンルはおなじみのクラシック、ジャジーなもの、アイリッシュ、そして情熱大陸まで、本編142分と長めながら飽きずに楽しめる。アンコール3曲目に登場するスペシャルゲストは圧巻!注文を付けるとすると、全編MCを切らずに入れて欲しかった。そうすれば、会場の楽しい雰囲気がもっと伝わったはずだ。
BESTだけあって奥村さんを知るアルバムとしては、入門編としてよいアルバムだと思います。 ロングトーンが非常に美しく、癒される曲が多いように思います。お奨めですよ。
ちゃんとHシーンなんだけど、エグくなくてむちゃくちゃドキドキした! ストーリーもちゃんとしてるし、普通のドラマで省略されてるベットシーンを見てるみたいな感じ。 全部のお話が違うテイストなのも良かった。 AV見たいけど、普通のAVだとエグかったり気持ち
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