ザ・ベスト・オブ・リスト
かつて、映画を見て感動して帰りに買ったLPレコ-ドにこれらの曲が入っていました。まだ、シフラも、リヒテルも共産圏のピアニストで聞いたことのない演奏に驚き、感動した事を思い出します。このリストの曲は、さすが、リスト弾きと言われたシフラの素晴らしい演奏です。そして、つい最近まで知らなかったのですが、田崎悦子さんの「リスト」がシフラにひけをとらないものだと知りました。いま、田崎さんとシフラを聞き比べて楽しんでいます。
ルネサンス時空の旅人『聖なる都アッシジ物語』 [DVD]
「ルネサンス時空の旅人」シリーズの1巻である。
タイトルは「聖なる都アッシジ物語」となっており、アッシジの町と教会を存分に紹介してくれるものと期待したが内容は少し異なる。
実際は「アッシジが育てたイタリア中世の画家ジョットーの生涯と作品」というべきであろう。そう思って見ていただければ内容は質実ともに充実している。
ただし、お値段は随分高いですね。損保ジャパンがスポンサーとなって日本テレビが制作放映したものであることを考慮するともっと入手しやすい価格設定にすべきではなかろうか。
ベスト・スピリチュアル100
中世やルネサンス時代からの選曲もあるのでマイナーすぎと思われるかもしれませんが
当時の代表曲ばかりですので捨て曲無し。「素晴らしい」の一言に尽きます。
私は毎晩寝る前に聴いてましたが、本当に心が洗われました。
純日本家屋の和室にコタツだろうが、目を瞑ればいいのです(笑)。
すぐにマリア像や天使の絵画が浮かんできます。
各社から溢れる程のベスト100シリーズが出ている中、
このカテゴリを取り上げてくれたのはEMIだけだと思います。
21世紀に、ここまで豊富な古い宗教曲が聴けるなんて奇跡に近い。
100曲の中から敢えてベスト1を選ばせて頂くと、
メンデルスゾーンの『谷川の流れに鹿が集うがごとく』でしょうか。
まさにギムナジウムに集う少年たちの静謐で繊細で透明な世界。
このCDをBGMに竹宮恵子さんや萩尾望都さんの作品を読むと泣けます。
聖フランシスコ アッシジの光
図書館でこの本を見つけました。葉祥明さんの美しく、透明感のある絵と語りかけてくる、優しいメッセージに心が安らかになってきました。まさに、ストレスの多い現代人の心を癒してくれる感動の作品でした。時代を超えた普遍的な真実に、忘れかけていたとても大切な宝物を見つけた喜びを感じました。娘にも薦めて、感動を分け合いました。いつも、そばに置いておきたくて購入することにしました。