Ultimate Hits (W/Dvd)
ガース・ブルックスは「アメリカでは超有名だけど、日本では誰も知らない」歌手の代表格です。米国内の歴代CDセールス・ランキングでは第2位につけています(第1位はザ・ビートルズ)。それも、1989年のデビューから2000年の引退宣言までのたった12年間で成し遂げたんですから、その凄さはいっそう際立ちます。
この3枚組みのベスト・アルバム(うちCDは2枚。もう1枚はDVDで日本では再生できない)は、彼の代表曲“If Tomorrow Never Comes”から、本人が今まで吹き込んだ中で一番好きな曲という“The Dance”、ロック調の“Ain't Goin' Down”、大御所ジョージ・ジョーンズとのデュエット・ナンバー“Beer Run”まで、彼のヒット曲をほぼカバーしています。
入門用として、これほど適したCDは他にないでしょう。
KISS トリビュート
1994年、KISSのトリビュート盤です。
レニクラを筆頭に、HM/HR界からはANTHRAX, EXTREME、グランジ界からはDINOSAUR JR、
カントリー界からはGarth Brooks、日本からはYoshikiさん。。。
。。。「KISSは、一体どれだけの人たちから、支持されてきたのだろうか?」なトリビュート盤です。
KISSの有名曲ばかりですが、
どの曲も、曲の骨格はシッカリと残しつつ、
サウンド、アレンジは「そのアーティストのオリジナル?」と尋ねたくなるテイスト。
「この人たちは、一体どれだけ、KISSの曲を聴いてきたのだろう?」と思うくらい、見事に消化してます。
「KISSのオリジナル」 & 「アーティストのオリジナル」が両立した、素晴らしいカバーソングばかりです。
ちなみに、tr. 1に、Stevie Wonder参加ですがハーモニカのみです。
また、tr. 11のYoshikiさんについて。
とても美しいシンフォニーに仕上がっていますが。。。「まだまだ、本領発揮ではない」と感じます。
将来的に、X JAPANで、まるまる1枚「KISS tribute・アルバム」を作ってもらいたいです。
絶対に、素晴らしい作品になると思います。
「KISSファン」「HM/HRファン」にオススメです。
「KISSは苦手。。。」という人には、サウンド面・アレンジ面で、「こちらの方が聴きやすいかな?」と思います。
「どの曲も、そのアーティストのファンにとっては、レア・トラック!」というのも、大きな魅力です。
(中古盤・激安です。。。が、決して「使い捨て音楽」ではありません)
(参考)
日本盤は、ボーナストラック・DIE ARZTEによる「Unholy」収録です。
ノー・フェンセス
カントリーシンガー・ガースブルックスの91年発表2作目アルバムであり大出世作。
最終的には1600万枚以上売れたモンスターアルバムである。
またカントリーファン層を広げた価値の有るアルバム。
ちなみにカントリーチャートでは本アルバムから4曲もチャートイン。
まったくもって恐ろしいアルバム。
またアメリカの90年代の大スターであり最も頼れるミュージシャンNO1らしい。
しかし日本においてカントリーというカテゴリーは悲しい程認知されていない音楽のひとつ。
まあアメリカと日本での人気の差が最も大きいミュージシャンの一人であることは間違いないでしょう。
本アルバムは1曲1曲の楽曲が高くアメリカで良く売れたというのが良く分かる作品。メロディーもキャッチーで耳に入りやすい。
ガースブルックスの声もカントリーしすぎてないが頼りがいあるアメリカンなボーカル、また曲もしかり。
確かに名作。