前回作がなかなかの面白さだったので、今回も面白いに違いないと思って購入しました。 オープニングの時や、トライブオンのときにアニメの声が入ってて、最高に面白いです。 全作を買ってから始めると、一層楽しめます。
ロックマンエグゼシリーズは、周辺グッズやカードをいかに集めるかによって非常に有利なゲームデータを作り上げらました。 特にデータカードは直接的に性能を変化させたり、有利なゲーム内アイテムを入手出来たため、持っている/いないでゲームの難易度が変化します。 更にユーザ同士での対戦においては、これらの外的要素で勝敗に大きな影響が出ます。 しかし、そのカード自体販売数が非常に少なく入手経路も限られていたため、オークション等で入手するしかない人も多く、 それ以前に、メインターゲットユーザである児童にはあまりに高価な買い物であったと思います。 これらの現象を認識しつつも、アドバンス時代その商法に変化を付けなかったのは、 ・シリーズ物であるため、量を作って余らせてしまっては本末転倒 ・かといって、ゲーム外で投資しているのに効果が薄ければ意味が無い といった理由が考えられます。
その為、一般販売されているカードのほぼ全てがノーリスクで入手出来て且つこの価格に収められているこの商品は、ある意味カプコンの意気込みや実験的精神が感じられます。 恐らく、この商品を販売した理由として ・Wi-Fi対戦が出来るため、パワーバランスを最高水準で平均化したい ・コマンドカードシステムのため、ユーザ間での共有が容易になってしまい、カード自体をあまり売らない方向へシフト といった事が考えられます。
色々御託を並べましたが、流星2を持っている方は買って損する事は無いと思います。 ただ、折角書籍と言う形で販売するのならカードイラストは穴空きの無い物を掲載して頂きたかったです。 そこの点だけ★-1で。
表紙のブラックエースを見れば大体察しはつくと思いますが、本書のメインはあくまで流星のロックマン3です。 流星のロックマンシリーズの総まとめで、本書を読んでいると「流星のロックマンはもう終わりかな」と感じました。 が、公式サイトかどこかで「次回作を考えている」という旨の発言があったみたいなので思い過ごしだったかもしれません。
グッズ用のイラストや未公開イラスト、本当に収録する必要があるのか公式サイトで配信された壁紙なども収録されています。 イラストの制作過程も絵を描いてる方は参考にできるかと思います。
良くない点をあげると、文字が読みにくいほど縮小された、流星1&2の設定画が勿体なく感じました。 もう少しページ配分でどうにかならなかったのか、残念な所です。 さらに流星3エンディングのイラストに対するコメントなど...ユーザーを困惑させるコメントも...。
本書を読む前に、「ブレスオブファイア OCW」と「R20 ロックマン&ロックマンX OCW」を読んでいたので、それに比べるとボリュームが無いかもしれません。 さらにこれは個人的な感想ですが... 検討段階のイラストやラフイラストはわりと雑な状態だったり、前記した「ブレスオブファイア」や「R20」よりも”かなり”見劣りします。 個人で感じ方は違うと思いますが、少なくとも僕は無くても良かったと思ってしまいました。
とは言うものの、基本的にメインイラストなどはため息が出る程丁寧に描かれています。 流星のロックマンのキャラクターデザインが好きで好きでたまらない、という方は買って損は無いはずです。
なかなか探してもみつからなかったので 見つけたときには子供ととても喜びました。 毎日 大活躍しています。
やっぱりアニメ終わると出てきますね、主題歌CD。
私としては、収録されているもの全てがフルであってほしかったなぁ、と思います。
でも、個人的にはダウンロードできなかった音楽が手元にあるのは嬉しいですね。
アニメエグゼが好きな方は、ぜひ買ってはいかがでしょうか?
|