日本ではあまりポピュラーでない、バンジョーという楽器を主体として音楽活動をなさっておりました、岩井さんのファーストアルバムです。 海外(特にアメリカ)では、アマチュアでもプロ級の腕前のオールドタイム、ブルーグラスのバンジョー・プレイヤーが沢山おります。 岩井さんのバンジョー・プレイは技巧なものに走らず、お人柄を表しているような素朴でシンプルなプレイです。 しかし、私はこの色合いを出せるバンジョー・プレイヤーに出会ったことがありません。 音にとても格調があって品があります。とても包み込むような柔らかさで、日本人にしか(或いは岩井さんの故郷の京都の風情でしょうか。)生み出せない味があります。 岩井さんの歌声も優しいソフトな声で歌われていて、温かい陽射しに満ち溢れています。 本作『30才』はお生まれになった、ご子息の聡さんに捧げられたアルバムです。 メジャーなレコード会社からのアルバムは本作のみですが、岩井さんはお亡くなりになるまで、ずっと音楽活動を続けていらっしゃいました。 十三回忌を迎えられる本年に、再び『30才』が再発されたことに喜びを感じます。 さりげなく、次世代にも受け継がれていって欲しい、稀有で美しい調べです。素晴らしいアルバムです!!
私が高校2年の時、そう30年も前に買ったLPです。今でも時々レコードを聴いていましたが、今回再発され大変嬉しく思います。はやくCDで聴きたくてウズウズしています。バックミュージシャンは加川良と中川イサトの二人のみで、これがシンプルないい味を出しています。加川良、中川イサトファンもきっと満足するCDです。
ホリエモン、村上ファンドなど、昔で言えば「乗っ取り屋」と言われかねない行為が、株主資本主義という名目で「錦の御旗」を得たような昨今であるが、そうした考え方に疑問を持つ方にお勧めの一冊である。
著者は様々なバックグランドを持った8人の著名人。各々主張は異なるが、「会社は株主のもの」と単純化することに異論を展開している。
そもそも会社は「誰のものでもない」という論旨には説得力があり、グローバルスタンダードという言葉に誤魔化されるなとする、8人の意見は各々興味深い。
但し、残念ながら、上場企業の経営者は仮にこの様な意見を持っていたとしても、少なくとも公の場ではこうした発言は出来ないであろうと思われるので、言いたくとも言いにくいことを、言える立場の方々が語った「本音」の部分と理解すれば面白いと思う。
青春まっただなか そんな時代は勿論CDなんか無い 少ない小遣いの中から 宝物のように買ったEP盤 それも 時代の変化の中で聞けなくなりました。 そんな中 待望のCDが出る! こんな素晴らしい事はあまりないと思います 発売を楽しみに今からワクワクしています。
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