Disc2枚の限定盤です。曲目数もずっと増え、演奏時間も2枚で約112分です。 曲目リストは TRACK LISTING:
DISC 1 ORIGINAL MOTION PICTURE SCORE 1. The Strength of the Righteous 2:31 2. Ness and His Family'Part I 1:40 3. Warehouse*/False Alarm 1:51 4. Ness Meets Malone 1:21 5. Al Capone'Part II (vers. 2) 1:39 6. A Mother's Plea 0:55 7. Ness Meets Wallace*/Ness Meets Stone* 0:33 8. Victorious 2:10 9. Murderous/Goodnights 1:40 10. Nitti Harasses Ness 1:01 11. Send Family Away 1:00 12. Waiting for What?/Montana Intro 0:48 13. Waiting at the Border 3:47 14. The Untouchables 3:05 15. Surprise Attack/Dead Man's Bluff 1:15 16. Ness and His Family'Part II 1:17 17. In the Elevator 1:10 18. Four Friends 2:51 19. Payne and Bowtie/Ness Study*/Al Capone'Part I 0:52 20. The Man with the Matches/Nitti Shoots Malone* 3:04 21. Malone's Death 2:17 22. Machine Gun Lullaby/Kill Bowtie 7:41 23. Courthouse Chase 1:38 24. On the Rooftops/Nitti's Fall 2:55 25. He's in the Car/Here Endeth the Lesson 0:32 26. Death Theme 2:42 27. The Untouchables (End Title) 3:10 TOTAL DISC TIME: 55:25
DISC 2 ORIGINAL A&M ALBUM 1. The Untouchables (End Title) 3:11 2. Al Capone 2:56 3. Waiting at the Border 3:46 4. Death Theme 2:42 5. On the Rooftops 2:34 6. Victorious 2:09 7. The Man With the Matches 2:47 8. The Strength of the Righteous (Main Title) 2:28 9. Ness and His Family 2:45 10. False Alarm 1:12 11. The Untouchables 3:04 12. Four Friends 2:50 13. Machine Gun Lullaby 7:08
BONUS TRACKS 14. Mood Indigo 3:41 (D. Ellingon, I. Mills, B. Bigard) 15. Al Capone'Part II (vers. 1) 1:39 16. Machine Gun Lullaby'Part 1 (no celeste) 4:58 17. On the Rooftops (no saxophone) 2:34 18. Here Endeth the Lesson (alternate) 0:16 19. Love Theme From The Untouchables 4:07 performed by Randy Edelman TOTAL DISC TIME: 56:47 TOTAL ALBUM TIME: 112:12
* not used in film
このサントラを聴くと正義感がふつふつと沸いてきます。 映画とともにサントラも名作だと思います。
役人なのに銃の扱い上手過ぎ、実際アンタッチャブルはもっと人数いたろとか いくらでも突っ込み所はありつつも 吐いて捨てるほどあるモブ・ムービーの中でいつまでも忘れられない作品です。
デニーロの役者っぷりとコネリーのベテランの味が渋いのですが、それ以上に 苦悩する、家族を守る、友情を通わせる、憤る、正義を貫く、遺志を受け継ぐ。 ベタながら、そうした「男の姿」が観る度に私の心を動かします。 ・ネスに警官の心得を説きつつ、カポネとの対峙への覚悟を問うマローン。 ・ウォーレスを殺られた怒りを抱えてカポネに掴みかかろうとするネス。 ・血塗れになりながらも、ネスを駅へ向かわせようとするマローン。 ・仲間を手にかけたヒットマンを追い詰め制裁を加えるネス。 ・乳母車を庇いつつマフィアを仕留める駅でのストーンとネス。 ・ネスとの別れを惜しむストーン。 ・「一杯やるさ!」と言って街へ消えてゆくネス。 男のドラマです。
特段凝ったリファインはしていないようですが、DVDとは段違いの臨場感。 映像にノイズは少なく、音もオープニングのドンドンダン!からして違います。 好きな人は間違いなく買いです。
再生環境 デッキはPS3、TVはSONYブラビアE1000 42V。音声はパイオニアPS−W1。 やっと出た、アンタッチャブルのブルーレイ。待ちかねました。遅すぎたくらいです。パラマウント75周年記念作品と銘打って、当時大金を注いで作られた大作なのに、何故こうもブルーレイ化が遅れたのか疑問に思うくらいです。 当時、劇場で見た私はこの影響を強く受け、まだ青臭いくせに何万円もするスーツやトレンチコートを買いあさって着ていたくらいです。 あの時の感動を永遠のものにしたくて、VHS、DVDと出る度に手中にしましたが、どれも今ひとつ・・あの美しい映像を再現するに至らず、ああ・・あの映像は自分の胸中だけにある幻だったのだろうかとあきらめていました。 そこにブルーレイ化を知り、すぐさま予約を入れました。それから数ヶ月待つ間、不安と期待が募る日々を過ごし、ようやく見られた感想は・・
今までで最も私の中にある「アンタッチャブル」に近い、という事です。
まず、画質は勿論の事、音の再現が素晴らしい。豪勢に盛り付けられたBGMが耳を洗う程に再現されています。これはDTSで確かめて下さい。 音声はこもったりする事もあるのですが、これは当時もそうだったのです。こんなもんのレベルだったと思います。 画質は最高のものでしょう。しかし、当時そのものかと言われれば・・観たのが田舎の映画館だったので、ここまで鮮明じゃなかったなあ・・というのが正直な感想です。しかしそれが目から脳を洗う信号となって、新たな感動を与えてくれました。 ロバート・デ・ニーロが演じるアル・カポネのスカーフェイスがようやく、くっきりと観られました。「ああ!確かに顔に傷がある!」と今更感動です。そして金属のメッキ感、眩しい太陽の照らし具合と相克する暗闇の深さ。 今ではCGでちょちょいとやれる街並みを、セットで街ひとつ作り上げた・・その美しさ。合成では得られない鮮明度です。手作りの凄さを感じました。 何より、あのクラシック・カー群が惜しみなく元気に走り回る事の暗黙の凄み。勿論、本物の車両ではないでしょうが、それでも一台、一台、人が手作りでこの映画の為だけに作り上げた事には違いありません。 当時の車両を、もし、あんな扱い方で使っているとしたら、それはそれで贅沢すぎる!!と言える位です。 ここまで手を入れた作品。 それがこのお値段。 当時を知る私としては、購入不可避としか言えません。 全てが人の手作りで作られた、この贅沢な作品を味わってみて下さい。そして、それを感じ取れるのはブルーレイである本作以外に、今はないでしょう。
パラマウント映画創立75周年記念作品として、往年のTVシリーズを鬼才デ・ パルマが芳醇でクラシックな雰囲気でリメイクした大作。映画的技巧に走り 易い(そして無意味である事が多い)デ・パルマが、奇をてらうことなく、正攻 法の演出で、男たちの熱く、ロマン溢れるドラマを描き出しているのが何よ り嬉しい。『サボタージュ』や『戦艦ポチョムキン』の稚拙な引用もあるが、 それは余興として無視しよう。本作は、技巧派としての個性を抑え、職人に 徹したデ・パルマの好編だ。
家庭人としてのエリオット・ネス(「部下は結婚していない者がいい」が口癖だ) は、まさに素朴で、誠実なケビン・コスナーにピッタリの役どころ。彼の生涯 ベストの役の一つであることは間違いない。アイリッシュの実直な警官を演じ たショーン・コネリーも老練な演技で、オスカーに相応しいもの。アンディ・ガ ルシアの血気盛んな青年、C・M・スミスの小心者の役人もいい味を出してい る。各人の個性が存分に生かされた素晴らしいキャスティング。そして、デ・ ニーロのカポネ。『レイジング・ブル』同様、デップリと太り、頭髪まで抜い た狂気めいたいつもながらの役づくりには脱帽するしかない。
ジョルジオ・アルマーニの豪奢さとシックさを持ち合わせた衣裳が、30年代の 男たちの匂い立つようなダンディズムを引き出すことに一役買っていることも 付け加えておこう。
本DVDは、既発売の本編のみの盤に、新たに特典を収録したもの。この作品の 製作の裏側を知りたいという映画ファンには、満足できる1枚だ。
わざわざエンド・タイトルから始まる構成は疑問ですが(いや通好みなのか?)、 「1.アンタッチャブル(エンド・タイトル)」と「11.アンタッチャブル」による禁酒法時代の終わりと新しい時代の初まりのメロディの明るさ、開放感、ノスタルジックな躍動感はさすが。 スケール大きく歌いあげる正統派の曲が感動的です。 また、本作で非常に重要なモチーフ「2.アル・カポネ」ではアラン・ドロンの「シシリアン」を思わせる重厚でゴージャスなギャングの世界をゆったりと歌いあげています。 他にも「8.正義の力(メイン・タイトル)」の畳みかけるテンポの緊張感、「13.マシーン・ガン・ララバイ」では美しいオルゴールの音色と不安なオーケストラ演奏を微妙に調和させる放れ業など、 どの曲も巨匠エンニオ・モリコーネの実力が楽しめる一枚です。
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