待ってました! 見る前からのレビューですが、WOWOWで一部放送されたそうですね。未加入の私は残念ながら拝見できませんでしたが、センチの音は見る前でも充分に想像できます。これだけストレートに”バンド”を感じさせてくれるバンドは他に見当たりませんね。メンバーの個性とそれぞれの音が、クリーンにそしてパワフルにそしてまた繊細に絡み合うスリルと懐かしさ・・・。CDも出てるのであわせて買いっ!です。 まったくもって間違いなし!!
センチ結成40周年おめでとうございます。デビュー当時から聞き続けて、15年前から名古屋に引っ越し、人生そのものがセンチなんです。3回目の移籍先ポリドールからリリース一弾のアルバムです。オープニングのsweet Rainbowはいつもながらの爽やかセンチが迎えてくれます。分厚いコーラスと西海岸風のギターサウンドは実にいい。ドライブのお供に是非とも加えていただきたい。中野さんのリードヴォーカルです。2曲目Smiling Faceは告井さんのリードヴォーカル。彼が歌うこの手のラブソングは男が聞いても心にビシビシ響いてくるんです。そしてバックで盛り上げるコーラス隊は相変わらずで実に気持ちいい。3曲目は中野さんのHoney Lady。この手の遊び的な作風も以前からセンチの強みで、確かなテクがあるからこそ可能にしたマニアックな楽曲。遊び言葉の歌詞はさすが、センチマジックです!4曲目のOld Love Songは中野さんの人柄が出ている素敵な曲です。歌詞が実に良くて、お酒を飲みながら是非とも聞いていただきたい。夫々の昔を思い出しながら聞くとなんか自分の歴史が見えて来るような気がします。5曲目のGood Timingはいかにもビートボーイズを意識したサウンドで、スライドギターがデビッド・リンドレー(ジャクソン・ブラウンのバックミュージシャン)張りの音であの時代の記憶が蘇ってきます。6曲目のTake Every Chanceは告井さんのリードボーカル。センチのど真ん中の彼等らしい曲。海をドライブする時のお供にお勧めです。 8曲目のOne More Good Timeは中野さんのリードヴォーカル。どんなに辛い事や悲しい事があっても、この曲を聞くと不思議に元気が出てくる応援歌です。アルバム最期を飾るTo The Seasideは中野さんリードヴォーカルのメランコリックかつアコスティカルなバラード。掛け合いのコーラスが職人芸的ないい仕事をしています。最後に潮騒と海、ハーモニカの音・・・心憎い演出となってます。
生きてりゃ、いいことあるもんだ!首を長〜くして待ち続けていた、センチメンタルシティロマンスの79年発売のライブ盤がようやく再リリースされた。少なくとも、10年前の30周年の時も再発売はなかったと記憶していますが、とにかくついに!ようやく!と言う感じで飛び上がりました。79年発売当時のLPを紛失してかれこれ30年。30数年ぶりに聞いた曲は、今もどの曲も色あせてなくて、改めて彼らの実力と質の高さを再認識できました。ライブでこのクオリティの高さを発揮しているのは、凄いです。好みの問題もあるでしょうけど、同じ曲でも私なんかは、他のスタジオ録音バージョンよりも、このライブ盤のほうが、音が暖かくて、包み込むような包容力と迫力があって、断然好みですし、まだこのライブ盤を聞いていない方には是非おすすめします(とくに「あの娘の窓灯り」なんかは、本当に窓灯りが見えてきそうで、グッときますね!)。久しぶりに、こころのなかを日本語のウエストコーストの風が爽やかに吹いていきました。再発ありがとう!
編集長が交代したそうで、そのせいかどうかわかりませんが SPコレクター岡田則夫さんが以前連載されていた「蒐集奇談」が再開しています。 ただ紙面の内容に先月までとの違いはいまのところそれほどありません。 ジョー山中さんの追悼で「フラワー・トラベリン」の特集やってますが ピンク・フロイドをダラダラ長く載せるならジョーさんのソロアルバムのレビューをキチンと載せてほしかった。 (リストは載ってます。) ソロアルバムって意外に知られていないと思うので。 個人的にビートルズ、ナイアガラの繰り返しにウンザリだったので (まあCD再発の絡みで仕方ないのでしょうが)今後は新編集長に期待。
雑。 この一言につきる。 雑多にメリハリ無く記事がある。読みにくい。写真が掲載されていても、誰の写真なのか知ってる人しか理解できない。まず、雑誌が編集者の意図したとおり読者が読まれるとは限らないので、その点について初歩的な過ちを侵してしまっている。これが残念な事。とにかく判っている人間以外には判りにくい紙面構成になってしまっているのが残念。震災以後、財政的な面で、ライターや編集者の力が及び切れない部分があるのかもしれないが、そこはやっぱり丁寧な誌面作りをお願いしたい。それなりの価格に見合うように。
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