外反母趾とは、足の親指(母趾)が変形して小指側に曲がってしまっている状態をいいます。 身体の中心線を基準に、外側へ曲がっていることを外反と言うため、外反母趾という病名が付けられています。
整形外科や整骨院のHP等を見ると、手術を始め、テーピング、サポーターなど色々と治療法が載っていますが、医療機関に通わなくとも安く自分で治せる方法が本書では紹介されている。
本書の著者である日本医科大学整形外科講師の青木孝文医師の経験によると、曲がった母趾を手術で真っ直ぐにしても、再発率15%程で、また曲がってしまうとのこと。
若い人で数週間、高齢者では2ヶ月ぐらいにもなる入院をして、痛い思いをしたのに、足の甲や底の筋肉のバランスや筋力が弱っている事が正されず、15%も再発するのでは、いくら何でも高すぎるので、今では特別な事がない限り手術しないと言います。
それではどうするか。 ズバリ、¥100均で買った5CM幅の伸縮包帯を、指の付け根から足首の方向へ、甲全体を、母趾の付け根の関節〜小指の付け根の関節までを我慢できる範囲で強めに、引き締めるように5〜6回巻いて、シッカリ止めるだけ。
寝ている間、これで我慢してください。 但し、あまり強く巻くと痛みや違和感でつらくなるので、強すぎず弱すぎず、我慢できる範囲の締め具合を試してみてください。 日中も煩わしくないのであれば、巻いたままでかまいません。
指の変形を治すには、平均1〜2年かかりますが、痛みを消すだけなら、平均2ヶ月程度でOKです。 もう少し時間がかかる人でも、痛みがジワジワ取れていっているのは分かります。
包帯だけで、約70%の人は痛みが改善されますが、あぐらをかいた状態で、足底と甲を手のひらで挟み、土踏まずから指先まで優しくなでて、血流を良くするマッサージや、壁に手をついて立ち、母趾に体重をかけて3秒のつま先立ち×10回を、どちらも風呂上がりの身体が温まっている時に行うことで、更に改善率は高まります。
他にも、 外出中に母趾などに負担をかけて、赤くなったり、腫れや痛みなど炎症症状を起こしたら、アイスパックや保冷剤をタオルやハンカチでくるんで、痛い部分を中心に約15分冷やしてください。
緩く擦ったり、雑巾を絞るような感じで、すねやふくらはぎもマッサージする。
足の指の正しいグーパー運動や、床に置いたタオルのたぐり寄せ運動なども良いでしょう。
歩く際には、胸を張り、体幹で歩く姿勢を会得して頂ければ尚良いです。
それでもダメな場合は、第2段階として、足底板で土踏まずや足の付け根を支え、横のアーチを整えます。 更にそれでもダメな場合に限って、最終選択としての手術を「特別な場合」として行います。
身体にメスを入れなくとも高い確率で治るのですから、外反母趾の痛みで悩んでおられる方は、本書のような方法を是非試してみてください。
外反母趾が痛くて、歩くのが苦痛でしたが、 下記の本を参考にマッサージして、 「かんたんストレッチで外反母趾・巻き爪が治る本 山田 光敏 単行本(ソフトカバー」 そのうえで、本書を実行すると、歩くのが楽しくなってきました。
もう私はだめなのか、とあきらめていたのですが、本当に救われました。 この本を出版してくださった、著者の古屋先生に感謝です。 ありがとうございました。
外反母趾サポーター、初めて買いました。 普段先の細い靴は履けず、ほとんどスニーカーを履いています。 スニーカーを履いていても、少し歩くと付け根が痛くなり 少し走ると翌日は走れないような状態です。
あまり期待していなかったのですが、旅行に行くのでダメもとで購入しました。 つけて歩いてびっくり!本当に歩くのが楽になりました。 靴下を履いていたらずれることはないです。 寝る時以外はつけていて、もう手放せなくなりました^o^
外反母趾は治らない、進行を止めるしかないと病院で言われがっかりしていたのですが、 これでずいぶん悩みが軽減されました。 ほんと、早く買えばよかったです!
家にいる間は、ずっとつけていますが違和感なく装着できてとてもいいです。 痛みも和らぎ、進行を抑えているように感じています。 洗い替え用にまたリピします。
妻に頼まれ購入しました。3本指がどう効果があるのかは解りませんが、妻に聞いたら締め付け感もあまりなく普通の靴下みたいです。
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