原作が大好きだったのでとても楽しみにしていたドラマCDだったんですが、キャスト名を聞いた時は正直「配役、逆の方が合うのでは?」と思っていました。 遊佐さんの方が大人声だったので・・・。でもそんな心配、全くいりませんでした! 恭一の優柔不断ながら憎めないところや 今ヶ瀬の淡々とした中に強い思いを秘めてる切なさが、お二人の声優さんによって見事に表現されていました。 本当に原作に忠実に作られているので、原作を読んだ方なら印象深いセリフがそこ彼処に出てきて楽しめるのでは?! ただ、どうしても制限のあるCDに全てのシーンを詰め込むせいか、少し展開が早く感じました。原作でのセリフのない一コマ分の間というか余韻が、どうしてもCDでは伝わり難いんです。 なので私は、1回目CDだけ聴いた後、2回目は原作を見ながら聴きましたよ!絵を見ているとまた印象も変わるので・・・。 また、元々レディコミに掲載された原作なので女性の登場人物も多く、女性とのHの場面もあります。 そのシーンには中村さんのモノローグが重なるため私は気になりませんでしたが、原作未読で女性との絡みが苦手な方はお気を付け下さい。 BGMや夏生の声の低さなど、個人的に少し気になった部分もあったので星4つにさせてもらいましたが、ファンタジーの世界になりがちなBLにおいて、とてもリアルに二人の心の葛藤が描かれている素敵なドラマCDだと思います。 原作者の先生もブックレットに書かれていますが、是非このキャストで続編も聴いてみたい!と思いました。
時間つぶしにはなるが、それ以上のものはないです。 繰り返して読むこともないでしょう。
web配信での黒猫と瀬奈が共闘する「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」,シスコン馬鹿が桐野を連れ去りもとい連れ戻しに行く「俺の妹がこれで最終回なわけがない」を収録しています。 本編に関しては,相変わらず原作を部分的にカットしており,原作ファンとしては物足りなさを感じずには居られませんが,これはこれでありな面白いものだと思います。
DVDやブルーレイを買う人たちは,本編よりもキャラクターコメンタリー風映像特典を期待していると思いますのでそちらについて。
14話 今回のコメンタリーですが,コメンタリーしていません。出演は,京介と真奈美かと思いきや,あやせと加奈子も出てきます。これ関連商品全部見てないとちょっとついていけないかな。PSPネタとかわかんない。あれ買うのにはちょっと勇気がいると思うのは私だけか。
15話 高坂家のシスコン,ブラコンと黒猫,沙織でのコメンタリーになります。とりあえずなんかケツがかゆくなります。見てらんないです。 最後のほうで沙織が,二期についてどうとも取れない微妙なコメントをしていますが,もしやるとするなら帰国後すぐ沙織とあってしまっているアニメ版は,いろいろと帳尻を合わせるのが難しそうですね。
1期シリーズはこれにて完結ですが,二期あるといいですねぇ。
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦』の逆パターンとでもいえばよいのだろうか。江戸時代の真面目なお侍さんが、シングル・マザーの家で世話になっているうちにお菓子作りの才能に目覚める、異食?タイム・スリップ・ハートフル・ストーリー。
軟派なタイトルからは想像もできない硬派な内容にまずは好感触。これが映画デビュー作となる侍役ジャニーズ・錦戸亮も、中村義洋というよき演出家との出会いにより、役者としてなかなかの存在感をみせていたのは意外だった。
コンピューターソフト会社の営業をしながら息子を育てているシングルー・マザー遊佐ひろ子(ともさかりえ)。会社の同僚には白い眼でみられながら、毎日定時退社して息子の幼稚園の送り迎えをしている。ある日スーパーマーケットの駐車場で、武士の格好をした男を見かけるのだが・・・・・・
この映画というか原作は、“イクメン”や“就活”といった現代の社会現象を、男尊女卑の江戸時代からやってきた侍の目を通して描いている。“男子厨房に入らず”的な考えは遠い昔の話、高給取りの奥様はどんどん外で働いてもらって、社会で役にたたない男は家事に専念するのが今や当たり前だ。
ガチガチの封建的イデオロギーにしばられているはずの木島安兵衛(錦戸)が、意外とすんなり“イクメン”を受け入れるシナリオがなんといっても面白い。料理好きが高じてパティシエとしての才能を開花させるくだりには、おちゃらけというよりも、覚悟をきめた武士の潔さが感じられて、むしろすがすがしい気分に浸れるだろう。
女手一つで子育ても仕事もこなすのはやはり荷が重すぎる。仕事の忙しさにかまけて冷食ばかり食わされる子供の身になって考えればなおさらであろう。30代非婚女性の結婚願望が不景気の影響で高まりつつあるという話を聞いたことがあるが、「内向きのことは女、勤めに出るのは男と決まっておる」時代が再び訪れるのかもしれない。
本書は自己啓発本で、特に女性へターゲティングしたものであり、「自己啓発本から卒業した人」や「男性」といったジャンルには少々、好奇心が薄いのかもしれません。しかし、見習うべき点は豊富にあります。 著者の幼少、短大進学、結婚、離婚に纏わる苦労話で半分が構成されていて、大まかに著者の背景が見えるがそういった意味では勝間和代氏ににているかも。 大切な子どもたちが守るものであり、そして強くなれる。これはシングルマザーだけではなく、働く父親も必見なのではないでしょうか。 仕事についてはコンパニオン経営、クラブ経営、現タリーズFC経営と「さらっと」書いており、そもそも起業センスや経営センスがないと成功しないので メソッドを求めてる人にはおもてなしと言われても抽象的すぎかもしれません。しかし特にサービス業として一番大切な部分であると改めて思いました。
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