映画を観て、エンディングの歌が欲しくて購入しました。「...アイデンティティー」のDVD(私が購入したのはツインパックです)にプロモーションビデオが特典として収録されていますが、気軽に聞くにはCDが便利ですね。 「...アイデンティティー」も「...スプレマシー」も同じ歌がエンディングに使われています。「...スプレマシー」を見終わった時に「...アイデンティティー」のラストが思い起こされて涙が出そうになりました。
どことなく無機的な雰囲気が漂うサントラ。
静かな音楽ばかりだと思ったら、急にテンポが速くなったり、
主人公のボーンと同じように「静」と「動」のメリハリが効いています。
トラック6と18で聴ける、少しテンポを外したようなメインテーマっぽいやつがかっこいい。
残念なのはMobyのExtream Waysが収録されていないこと。
聞きたい方は、素直にMobyのCDか、次回作「ボーン・スプレマシー」のサントラを買ってください。
「ボーン・スプレマシー」のサントラは、このサントラのテイストを受け継ぎつつ、重厚さを増した良サントラ。
こちらもオススメです。
続編もの・スパイ映画でここまで凄まじい音楽は後先出るか出ないか…‥。
マットデイモン演じる寡黙なジェイソンボーンという男を音楽で表すとこうなる。作品がスパイ映画の一級品ならば音楽もまさに一級品。格好いいだけでは済まされないのがボーンシリーズ。上っ面では語れない類を見ないサントラと言えるでしょう。 個人的に好きな11曲目は本当に凄い。カーチェイスに使われる曲なのですがテンポが非常に良いのと本編カーチェイス後半のトンネル内での音楽はまさに胸を締め付けられるほど息をのむ。 そして、エンディングに至ってはまさかの前作の使い回し…‥ではなく、素晴らしいの一言。ボーンのテーマ曲としてこれ以上のものはないでしょう。本編最後の続編への期待に引き付けさせといてジェイソンボーンが去ると同時に流れだすこの曲、もう言うことないです。次回作のエンディングにも使用して欲しいですね
ジョン・パウエル氏だからこそ成せたこの作品、この世界観を一層引き立たたせてくれるのはこのサントラ。 ボーンシリーズを好きな方、またはスパイ映画好きな方には是非、お薦め致します。損は絶対にしないはずです。
そして、3作目となる『boune ultimatum』の公式ページを見る限りではまたやってくれそうな勢いですね。予告編に使われる音楽もまた引き付けられます。
気になる方は見てみて。
モスクワの凍てつく雪の道を一人の少女が鼻を赤くしながら歩いている。 年のころは17、8歳くらいだろうか、少女はアパートに入り、灯りのない階段を抜ける。 壁にはロシア語で何かいたずら書きがあり、決して高級なアパートではない。 少女が部屋に入ると、奥の部屋に見知らぬ男が右手に銃を持ち、左手から血を流し、窓越しに腰かけている。 傷つけるつもりはないという。単なる強盗ではないようだ。 憔悴しきった表情の男は、両親を幼いころになくした少女のこれからの人生が一変してしまうような驚きの事実を静かに語り始めた。
前作の成功を受け、その2年後に作られた続編は、ダグ・リーマンが製作総指揮として名を残したが実質的にはプロジェクトを去り、新たにポール・グリーングラスが監督として雇われた。
グリーングラスの代名詞とも言える手持ちカメラの多用とせわしなく細かいカット割りを入れるスタイルはここでも如何なく発揮されていて、特にマット・デイモンとマートン・チョーカシュの殺人マシーン同士の凄まじい肉弾戦の殺し合いのアクションに顕著に現れている。
ヨーロッパの、そしてベルリンからモスクワへの沈鬱を背景に、絶望と希望、裏切りと忠誠、過去と現在、そして組織と個人と暴力が激しくぶつかり、最後の後悔と告白につながる。グリーングラスのこの続編も決して悪くはない。
出だしから、かわいそすぎます。 記憶喪失に悩まされつつ、異国の地で新しい生活を目指していた主人公が突然現れた悲劇に巻き込まれてしまいます。 最初から最後まで形を変えて、あまりにもかわいそすぎますね。 混沌からトリガーがかけられ、事件の真相解明と自分探しをはじめることになるのです。 壮絶なアクションとスリルで展開していきますが、絶対的な知的戦闘能力を持つ主人公ですから、何故か安心して楽しめます。
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