2度も不倫されながら、そんな夫の心を繋ぎ止めようと涙ぐましい努力を続ける妻・道子。
しかし夫・義雄は、我が身だけが可愛いエゴイスト。
ホステス・マチ子に言い寄られればラッキーとばかりに据え膳を食う。関係しても無欲な素振りのマチ子に安心し、安上がりな愛人、美味しい話とばかりに関係を続ける。
決して迷惑はかけないから子供が欲しいというマチ子の言葉に、調子にのったこの無責任な男は産ませてしまうことに、、、。
一方、小柳老人は風俗店で見初めた少女に執着し、嫌がる少女に、多額の生命保険加入を条件に子供を産ませる。
こちらも妻を侮っているからできる所業ですね。
しかし、後半、一見愚かしく、弱い立場に見えていた女性たちが、実は非常に強い意志と行動力をもって反撃に出る。それもこっぴどく!
なかなか痛快でした。
現代と比較して、女性の社会的地位も家庭内での力もずっと弱かった40年も前に、この作品が日経に連載され、当時の男性方を震撼させたなんて、想像すると楽しいですね。
私は前半のテンポが少しスローに感じたので星4つにさせて貰いました。
人間というのは思い込みの動物だという気がします。 人生分かったような顔をして、歳だけ重ねていても、人に誠実でない人は必ずしっぺ返しが待っているような気がします。 自分をしっかり持っていて、錯覚から目を覚まし、まじめに生きている人はダメージを受けませんね。 そんな気がしてなりません。
小泉元首相の息子が素敵でした。だから綺麗になった米倉と結ばれればいいなぁ〜と思って観ていました。それにしてもダンナ役の石黒賢のなんと優柔不断な事か…腹が立つほど…最後もよくわからなく終わりましたね。
テレビの終わりかたに、えーこんな浮気をした夫に、愛人に子供まで生ませたのに、こんな終わり方ってあり?きれいごと過ぎるぜと思っていたところ、原作は裏切らない終わり方でした。さすが有吉先生。そうだよ、現実はこんなものです。
カップリングもすべてカバーなので聴かず嫌いになる人もいるかもしれませんが、 沙紀ちゃんは歌が上手なのでこの際オリジナルの方は一旦忘れてもらって是非沙紀ちゃんマイラブを聴いてあげてください。
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