内水先生の戦国乱破伝サソリに続く、2度目の挑戦となる作品です。 あえて、ステレオタイプな主人公を避けてきたのは好感が持てます!? 中華風の街の描き込み、繊細なタッチなどは見所です、 腹から手は色々な場所で賛否両論ですが、自分は良いと思います、この技を前面に押し出して、突き抜けた感じを出せばよかったのでは。 物語を読んでみると、手堅い印象は受けますね。しかし、何かが足りないといった印象も拭えない、、惜しいです。
読み切り「FOREST」を読み、ジャンプらしさにとらわれない、いい漫画家さんがいるな、と思いました。
それからかなり経って、アスクレピオスが連載になった時、その漫画家さんだったとは知りませんでした。まず読みませんでした。 チラチラ読んでみると、これは本当にジャンプなんか? と確認したくなるほど異質で、打ち切りも、ある意味では仕方ないことだと思いました。
昨日、乙嫁語りを買いに本屋に行った際、新刊コーナーに平積みされていたアグリッパを見て、というかいぬまるくんの帯を見て、手にとりました。 レビューを見ると、なんと「FOREST」作者!! これは買いだと、速攻で購入しました。
物語自体はまだまだこれから、もっと面白くなるな、といった内容。 ジュリアス・シーザーことカエサル、マルクス・アウレリウス・アントニウスなど、世界史を習った人なら、名前くらいは知っているであろう人物が出てきます。 カエサルは全然登場シーンはありませんが、歴史物好きとしては大満足です。
絵が力強いですね。アスクレピオスとは全く違った印象です。
この漫画 ジャンプでは珍しい部類の医術の漫画で小さい子には受けが悪いんでしょうか…ジャンプ読者の人気はいまいちなようで…。 ですが個人的には大好きで現在ジャンプの中で毎週1番楽しみにしている漫画です。 医術の漫画はブラックジャックしか読んだことのない私だけに新鮮でした。 特に難しい訳じゃなく… 舞台はヨーロッパ 体を切り裂く(メスを入れる)手術=異端者 と考えられていた時代 そんな異端者の医師アスクレピオス現当主バズ、病気の人を救いたいだけなのに…それを許さない教会に追いかけ回されて命を狙われる そしてそんなバズを支える従者の少女ロザリィ。武技に秀で手術の補佐をします。 そんな2人を中心にいろんな条件のもと数々の難病を治していくお話しです。 友情あり涙ありの本格医術ストーリー。 内水先生の作品とゆうことで絵は綺麗で独特。 オススメです。 そして どうか打ち切りにしないでほしい…今ジャンプで新連載されているありきたりな2つのスポーツ漫画よりはるかに面白いと思うから。
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