深夜のアニメ番組の主題歌として、宮沢篤司のシングルが、発売されていているなんて、実は知らなかった。デビュー時代から、ひと通り聞いているが、今回も、清涼感のあるボーカルに、初夏のイメージと、等身大の好感の持てる歌詞が、とても魅力的な、曲に仕上がっていると思う。いつも思うのだが、男から見る、新しい一歩への気持ちと、そこに伴う、心の変化と自分の中の前への進み方の、ポジティブな気持ちを歌う歌詞は、とても共感できる部分が多い。今回は、エンディングテーマに、team-Fという、ユニットの曲が入っているが、こちらも、さわやかな感じがする、いい曲であると思う。ただ、ひとつだけ言うとなれば、どちらのアーチストも、音程が、たまに怪しい部分がある。ソレも、味のウチといえば、そうではあるのだが、せっかくのきれいなメロディーを、存分に聴かせてほしいと思うとき、少なからずとも、気分的に、突っかかってしまうときがある。アニメの主題歌というジャンルのわりには(失礼)、きれいなラインのメロディーで、並んでいるので、もう少し、がんばってほしかったかもと、個人的には思う。しかし、とりあえず、作詞の部分では、「がんばろう」って思わせてくれる、きれいな詞に、期待感をこめて、★は5つということで・・・・・・。
「クラシックはほとんど聴かない」という方でも、耳馴染みのある曲ばかりなので、すんなり入っていけると思います。同時リリースされた「古川展生ベストコレクション-クラシック-」と合わせて聴くと、古川さんのジャンルにとらわれない幅の広さを実感することができます。
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