~アートリンゼイというギタリストはかつてNYで、日本の高円寺にも住んだことがあるフリーミュージックの立役者ジョン・ゾーン(as)や、クリスチャン・マークレー(ターンテーブル)らとともに、新しい音楽を模索していた一派に属します。アンヴィシャス・ラヴァーズでも知られる彼ですが、やはり血は争えないのですね、ブラジルのカエターノ・ヴェローゾをはじめサン~~バやボサノバのアーチストや、ご存じ坂本龍一らとコラボレイトしたりと、汎ワールドミュージック的活動をしております。このアルバムでは彼の血でもあるサンバやボサノバのテイストをたっぷり取り入れ、彼独自の世界を構築しております。単なるコラボレイトでお茶を濁さないのはさすが。ヘタウマなどと評価される彼のギターですが、それは過小評価というもの~~でしょう。テクニックに走るばかりでどれも似たり寄ったりのギタリストに食傷の方々、お勧めいたします。~
このアルバムでの日本ツアーをみましたが、いやー、妖しい雰囲気でよかったです。(終了後アートのギター&エフェクターを飢いいるように眺めていた人が多数いた!!。なぜか女性が多かった。)各曲とも前2作よりも聴き易く、なんどきいてもあきません。(私はこのアルバムが一番好き!!)エニシングではノイズギターが復活、そして、な、なんと生ドラムンベースを繰り広げています。アートの天使のような歌声も良い、タイトルどうりの「ヌーンチル」なアルバム。これは絶対買い、ですよ。
商品を受け取りました。状態も良く大変気に入っています。機会がありましたら、またお願いします。
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