短編5話
「雷鳥九号」殺人事件 幻の特急を見た(十津川警部捜査行 東海特急殺しのダイヤ) 急行「だいせん」殺人(事件空白の時刻表 西村京太郎自選集3) 殺人(ころし)は食堂車で(十津川警部捜査行 東海道殺人エクスプレス) 夜行列車「日本海」の謎(十津川直子の事件簿)
幻の特急は,そんなにうまく出会えるなんて。 薄氷を踏む思い。 鐵道ものは飽きない。
個人的に、とくに19世紀後半〜20世紀前半あたりに比べて 現代の文学はさほど面白いとは思えないことが多いのだが、 その理由のひとつとして、文学を生産・消費する都市在住の中産階級が、 全世界的にほぼ似通った生活様式を持つようになった結果、 ネット経由の間接情報のとめどない氾濫とは裏腹に、 自らの経験に裏打ちされた深く根源的な自然体験を持ち、 それをリアルに文章化できる人間の数が激減してしまった、 ということが挙げられるのではないかと思う。 (そう言ってしまうと実も蓋もない話のようではあるが。)
北イタリアの山岳地に根差したステルンの文章は、 不要な修飾や感傷の一切が削ぎ落とされた、 きわめて簡素、かつ骨太なものであり、 文学的な技巧とはほとんど無縁とも思えるが、 むしろそれゆえに、いちど波長が合えば 読者の心をわしづかみにして離さない強烈な魅力がある。 私はといえば、最初の一篇からぐいぐいと惹き込まれ、 読み終えた時には、本当に久しぶりに文学らしい文学を読んだという気分になった。
なかでも、繰り返し描かれる雷鳥狩りの場面は臨場感に溢れ、 ほとんどフォークナーの『熊』やトルストイの一場面を思わせるが、 その背後に通奏低音として響き続けているのは、 『雪の中の軍曹』にも描かれた悲惨な退却戦の記憶であり、 貧しさゆえにアメリカやオーストラリアへと移民しながら、 故郷への思いやみがたく、ある日突然帰ってくる男たちの姿は、 あくまでつつましく卑小であるがゆえに、 逆説的に大きく包み込むような歴史の流れすら感じさせる。 コアな文学ファンには絶対に読んでほしい一冊。
大阪到着後、塚本駅を通過して京都総合運転所に向かうシーンは、一般の人は、みれないので最高でした。ただ1枚目は、トンネルの途中で終わり2枚目冒頭は、そのトンネルから始まるから残念である。
こちらのDVD版 のHDリマスター版です。もともとフルHDで撮影されていたものなので、画質は申し分なく、またブルーレイの大容量を活かして 1枚での収録 (DVD版 は 2枚組)、シームレスに雷鳥の前面展望を楽しめることができると思います。大坂〜京都間では、内側線に旧塗色の 207系や、すでに撤退したスカイブルーの 201系が走っているほか、北陸本線には元583系の 419系も健在、変化に富んでいます。本製品発売日時点では新駅が開業している箇所や、移動前後の交直セクションなどは字幕での説明もあり、親切です。
天気は残念ながらはっきりしません。敦賀手前で雨が降り出し、敦賀〜武生間と福井〜芦原温泉間ではワイパーが動作します。これはこれで趣があると思える方なら問題ありませんが、展望ビデオとして純粋に楽しみたい方は、購入前によくお考えになったほうがいいでしょう。
喚呼、車内放送収録。運転士さんは敦賀で交代しますが、お二人ともはつらつとしていて好感が持てます。ただし、無線が音声処理で削除されており、やや耳障りな箇所があります。また、同じ 485系作品の 「にちりん」 ほどの迫力やスピード感はなく、淡々と走っている印象です。これは車両がクハであること (「にちりん」 はクモハ) と、複線・ロングレールという線区の特性上やむを得ないかもしれませんね。
【パッケージのデータ: 撮影データ】 [乗車日] 2004年 8月 24日 [天気] 曇一時雨 [乗車列車] 485系 L特急「雷鳥17号」4017M [編成] 9両編成 (クハ481-322 + モハ484-315 + モハ485-213 + モハ484-73 + モハ485-73 + サハ481-602 + モハ484-613 + モハ485-502 + クロ481-2004) [乗車区間] 宮原総合運転所〜大阪〜金沢
【パッケージのデータ: スペック】 本編180分 + 特典5分 | STEREO | COLOR | リニアPCM | 片面2層 All Region | 16:9 | MPEG4/AVC | 1920×1080 High Definition
【筆者注】展望映像以外の部分 (走行映像など) には一部、フルHDでない映像が混じります。
修学旅行で買ったお土産『雷鳥の里』。 その懐かしい味は今も変わる事無く、アーモンドの風味そのままで、 とても美味しく頂きました。
一度に沢山注文出来ず、どうしても送料負担が大きくなってしまうので ★を一つ減らしてしまいました。
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