ティム・バートンとジョニー・デップが組むと はずれが無いですね!! 思わず声を上げたくなるシーンはたくさんあるのに、 どこかファンタジックでユーモアもある。 ティム・バートンにしか作り出せない世界だと思います。 そしてジョニー・デップの神経質で臆病なイガボット。 またもや違う顔を見せ付けてくれたという感じ! クリスティーナ・リッチもかわいいし、 ミランダ・リチャードソンはさすがの演技力です。 ホラー嫌いの人も楽しめるし、 ホラー好きのひとはブラック・ファンタジーとして楽しめると思います!!
とにかく映像が美しく、お伽噺の世界の好きな人にはおすすめです(ホラーではありますけど) ストーリーは首なし騎士の伝説をもとにしたもの。 恐ろしい首のない騎士が馬に乗って人々を残虐に切り裂くという伝承を、ジョニー・デップ扮する男が調査するというものです。 ゴシック的な雰囲気。残虐だけれども美しい。そんな世界が見事に描かれていますよ。 ストーリーも素晴らしいです。 見ごたえありますよ。おすすめです。 また、この映画が気に入ったら、同じくジョニー・デップ主演の「フロム・ヘル」もおすすめします。 こちらのほうが、評価はかなり落ちると思いますが、古きロンドンを舞台に、切り裂きジャックの伝説を描いています。実は切り裂きジャックの犯人は解明されていて、この映画!はそれを下敷きにしています。 ぜひご覧ください。
世界中に熱烈なファンを持つティム・バートン監督の映画「スリーピー・ホロウ」のアート系ビジュアル・シナリオ収録本です。 カバー見返しの解説と、監督自身による前書き以外、本の中身はシナリオ本文とアートワーク・ビジュアルのみ(!)と言うなんとも大胆な構成。 シナリオは台詞はもちろん、ト書き、シーンナンバーも収録。 そして、すべてのページに写真やプロダクションスケッチ、バートンの描いたイメージイラスト、デザイナーによる小道具のデザインスケッチなどなど、多数の貴重なヴィジュアルが割り振られています。 バートン・ワールドに浸りたい方には、絶対お勧めです。 しかし、個々の図録に対応したキャプションやコメントがいっさい添えられていないため、読み手が自分で、どの段階!!の、誰の手による、どう言う由来のものなのか判断(または想像)するしかないので、映画本編鑑賞後の想像力・記憶力テストのような愉しみ方ができます・・・ということは、製作の段階を追った資料として持ちたい方には、ちょっと方向性が違うという問題も内包していると言うことです。 製作現場につきものの、“なまなましく動いている”状態のものはすべて排除し、それぞれが完成品としてのクオリティーを持っている“静”のビジュアルのみを使用している点が今回のタイトルの“アート”の由来なのでしょう。 製作および撮影現場の、生き生きとした模様はDVD「スリーピー・ホロウ」コレクターズ・エディションに付録コンテンツとして収録されているので、そちらで愉しむのが正解のようです。
ティム・バートンの最高傑作ともいえるべきダークファンタジーの傑作。 舞台設定の巧みさにまず一目。前編通してかもし出されるゴシック調の雰囲気にまず圧倒。セットのつくりが見事なら、またそれをうまくスクリーンに再現しているバートンの才能に脱帽。ダーク・ファンタジーを撮らせたら現状では彼の右に出るものはいないでしょう。 レトロ感溢れる舞台設定に負けないだけの、キャラクター造形に、またそれに見事にはまっているキャスティング。何かが突出しているわけではなく、バランス良くすべてが高水準。ジョニー・デップの出演作は、彼の個性が強く一人際立つ存在が多かったのですが、この作品に関しては見事に作品に同化しており、まさに自然な存在として彼を映画の中で見れました。これは非常にまれなことです。有る意味初めて彼の魅力が映画の中で生かされたような気がします。クリスティーナ・リッチとのロマンスもうまく物語りの中に絡まっており、ゴシックロマンを見事に再現したダークファンタジーの傑作でしょう。 それにしても「首なし騎士」は首が有った方が怖いということはどういう事でしょうか!?(笑) 理由は明白、クリストファー・ウォーケンさんの顔が怖過ぎと言うこと(笑)。合掌。
気にいりました。思ったより、インパクトがあり、重量感もあり、大変満足しています。夏はプールの監視管理があるので、身に付けて、目立ちたいと思います。楽しみにしてます。色違いも欲しいくらいです。
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