小澤征爾の75歳を祝うユニバーサル音源集。全11枚は巨匠の足跡をオケ毎に辿る構成で、SKO(サイトウ・キネン・オーケストラ)、BSO(ボストン交響楽団)、VPO(ウィーンフィル)、BPO(ベルリンフィル)そしてSFSO(サンフランシスコ交響楽団)との共演が収められている。
体裁はクラムシェルボックス+透明丸窓つき紙スリーヴ。ブックレットは全24ページ。全体に簡素な構成で、オリジナルリリース時のジャケット等が割愛されているのは不満。通常盤との差別化が意図されているのだろうが、企画の趣旨を汲めば、もっと資料性に配慮しても良かったのでは。ただし曲目と詳細な録音データはデッカ公式サイト http://www.deccaclassics.com/cat/single?PRODUCT_NR=4782358 でも確認できる(全曲試聴つき)。
個々の盤は基本的にオリジナルリリース時そのままの構成で廃盤も含む。特にフィリップス原盤についてはデッカへのレーベル移行が進行中で、現状この箱でしか入手できないものも多い。今後はダウンロードも含めて状況は好転するはずだが、小澤の足跡をコンパクトに俯瞰する意味ではよくまとまった選集と言える。
収録された楽曲はベルリオーズ等を除き、20世紀の作曲家の作品が並ぶ。どの演奏にもいかにも小澤らしく、音楽の喜びを楽団員と聴衆と分かち合う、という姿勢が貫かれている。ただし個々の演奏についての評価は、正直なところ容易でない。それは同国人として、またメディアでたびたび紹介される小澤の言動に対する敬愛の念ゆえである。 たとえば近年のバルトーク(SKO)の圧倒的な推進力と精緻な構成力は真に畏怖すべきものだが、ほぼ40年前のバーンスタイン(SFSO)ではグルーヴ感の欠如も露呈している。ただしこうした点は時代性とも不可分で、おそらく今の小澤とSKOなら、遥かにダンサブルな表現が可能だろう。
そのSKOとの共作については、武満徹の作品集が選ばれたことを素直に喜びたい。また選に漏れた盤では、若き日のフランス国立管との共演も名演が多く、ここで推薦しておきたい。「75歳」「11枚」など、やや切りの悪い数字が並ぶ箱だが、これは集大成ではなく一里塚と受け取るべきだろう。もちろん新作にも期待しています、マエストロ!!
我が家の玄関で活躍しています。おしゃれで、イルミネーション、電波時計、アラームで大活躍です。満足しています。欲を言えばイルミネーションの時間がもう少し長ければ良いのですが。・・・(約20秒です)
指揮者を見て楽しめるクラッシック。指揮者の動きと音楽が一体となってクラッシックを見て聴いて楽しめます。子供も小沢さんの動きをまねして楽しんでいます。クラッシックはちょっとと思っていた方にもお奨めだと思います。クラッシックの音楽をビデオで…と思ったのは初めてです。
THE SEIJIのアニメは楽しい、多分描く人も楽しんで描いているのだと思う、自分もアニメが好きで描くのだがなかなか雰囲気を出すのが難しいのでSEIJIさんは羨ましい限りだ、どのアニメに出てくるキャラは素敵にバカッイポイくなかなか楽しく嬉しい、こんな人たちが回りに居たら自分の人生はもっともっと楽しいだろうと考えてしまう、内容と絵とテンポが上手く揃っているのも楽しさを盛り上げている、アニメ読み比べでは最上位に位置すると考えるのは自分だけだろうか?OL生態図鑑 (ヤングコミックコミックス)WAVE 1 (ヤングチャンピオンコミックス)
有名ではあったものの、今まで私は小澤征爾を聞いたことがありませんでした。しかし、TVで、世界中から将来有望な若い演奏者を集めて合宿して、コンサートを行うというのを見て驚きました。たった数日で、演奏が、音が驚くほどよくなっていったのです。小澤さんの音楽に対する姿勢、取り組み方などが、非常に真摯で素晴らしいということも知りました。小澤さんの人間性というか、そういうのも、少しですが判った気がしました。ということで、このDVDは期待を込めて買いました。結論は、非常に素晴らしいということです。クラシックにはあまり精通してない私ですが、本当に素晴らしいと思います。有名すぎて聞きなれた曲や、普段聞いたら何でもないワルツや行進曲が、これほどまでに音楽性が深く、芸術!!的な曲だったのか、と驚きました。お子様をお持ちの御家族や多くの人に勧めたい1枚です。今後も小澤さんには注目していきます。
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