レコード屋でも雑誌でも『ラプチャ-やRadio4好きにはお勧め』というフレーズが溢れかえっている中で、この『chk chk chk』(『!!!』と表記して『チック チック チック』と読む)も「またか」と半ば食傷気味で期待せずに聞いてみると…、まさに『!!!』の連続でした。 昨今の3分勝負なポストパンク~エレクトロクラッシュのブームの中で、彼らは1曲9分以上もあることにまず驚き。しかし9分という時間の長さを感じさせない程、1曲の中に様々なシーンが盛り込まれています。 この辺りは「流石テクノの老舗『WARP』からのリリース。」と納得。 そして、実はOutHudのメンバーがやっているんですね。更に納得。 音はミニマルビートにエレクトロやダブの要素とファンキーなギターやボーカル等を加えた、良い意味でチープなアッパーチューン。 音楽の歴史で重要かというより、聞いている今が楽しい1枚です。 こんなフレーズは使いたく!ないですが、敢えて『ラプチャ-、RADIO4好きにはお勧め』な『ポスメパンクやノーウェィブの最進化形』といった『エレクトロクラッシュ』です。 でもこれらの言葉で片付けたくない、(現時点では)素晴らしいEPだということも最後に付け加えておきます。
セカンド・アルバム『ザ・リバティーンズ』からの先行シングル。カールとピーターが交互にサビをシャウトする超名曲。彼らの凄さが一発で伝わる。 ちなみに2もかなりイイ。良質のBサイド健在。
おじさん、この人たちの詳しいこと全然知らないんだけど, なんか聴いたらいいじゃん。 トーキングヘッズmeetsサーテン・レイシオって感じ。 他の作品はいま手に入らないようだけど,そっちも聴いてみたいっす。
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