子どもの頃のことを思い出すと、変なあだ名をつけられて学校に行くのが憂鬱になったこととか、友達の悪口を言って後悔したこととか、親に叱られて夜に部屋で泣いたこととか、明るいことばかりではないと思います。子供のころは、無邪気な分、残酷で、ナイーブな分、傷付きやすかったと思います。 大人になってから、自分が抱える葛藤のもとをたどると、子供の頃の記憶に行きついたりしませんか。映画のなかで子供たちは、一見すると何の変哲もない毎日を送っています。でも、よく見ていると、一人一人が、後でその子の人生に決定的な影響を与えるかもしれないような瞬間を経験していると思いました。人格が未形成の間にした経験は、何らかの形で私たちのなかに大人になるまで痕を残すことがあると思います。 トリュフォー監督が、悩める大人たちに、映像で語りかけてくれているような感じのする優しい作品でした。
トリュフォーは音楽の使い方にはかなりこだわりをもっていた。 際立って正統なスコアを書くことで知られるドルリューの音楽が このCDの多くを占めているが、音楽は映画から独立してはならない というトリュフォーの考えを感じることはできるだろうか。 個人的に気に入っている「恋のエチュード」からは4曲が収録されたが、 主人公3人が雨よけのために洞窟のなかで「レモン絞り?」をするシーンに 流れた曲が入ってなくて少しがっかり・・・。しかし、メインテーマにあたる 曲はほとんど網羅されているから、トリュフォー映画好きの方にはいいかも。
原題はL'homme qui aimer les femmes(女たちを愛した男).トリュフォー晩年の佳作。一見もてそうにない陰気な男が女あさりを続け、やがてその体験を一冊の本(タイトルは原題と同じ)にまとめるという物語。 まず、男が女を追いかける執拗さが面白い。女もそれぞれ情熱をもていて、男の誘いを積極的に、ときには相当過激に受け取る。そして、男の目線がまた面白い。 この映画は、トリュフォー自信の女性への愛を告白する映画でもあって、男の子ども時代や、母親のこともまた語られている。また男の女性体験がそのまま一冊の本になるあたりは、トリュフォー自身の創作体験を語っているかのようでもある。単純な話しだが、重層的であり、最初から最後まで笑える楽しい映画だ。
深夜のドキュメンタリー番組を見ていたら懐かしい曲が!!かわいい子供たちが飛び跳ねているシーンの曲が使われていました。DVDのコレクションで大好きな「トリュフォーの思春期」をGETしているのでCDも購入していつでもあの曲を聴きたいとおもいアクセスしました。「トリュフォーの思春期」~ディヴェルティメント(メイン・タイトル)、この曲は子供たちの、子供時代の明るさ、ひたむきさ、自分たちに注がれる純粋な愛情をふつふつと思い起こさせます。
トリュフ、マッシュルーム、ブラックオリーブで出来たソースです。非常に香り豊かで、魚介類にも肉にも、さらに野菜にも良く合います。味わいも良く、コクがあり、軽い塩気が付いています。少量で料理のアクセントに使えるので、料理のトッピングとして使うと効果的です。例えば、クラッカー、生ハム、バジルと重ね、その上に少々乗せただけで、まったく違った料理になります。安価な食材ではありませんが、同等の製品の中でも量が多く、お買い得感があります。日本ではあまり馴染みのない製品ですが、一度使うと、さまざまな料理に使ってみたくなる応用の利く食材です。
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