コールド・マウンテン オリジナル・サウンドトラック
Tボーン・バーネットがプロデュース;アリソン・クラウスが参加となれば当然思い出される通り、「オー・ブラザー!」の続編ともいうべきアメリカン・ルーツ・ミュージックを中心にしたサントラ。ただ前作と違って、ケルト風の音楽あり、オーケストラのスコアありと、全体の雰囲気はもっとバラエティに富んでいる。2004年2月のグラミー賞授賞式でも注目を浴びたホワイト・ストライプスのメンバー;ジャック・ホワイトが5曲の新録音を披露しているのも話題だし、2004年春のアカデミー賞の最優秀歌曲賞にノミネートされ授賞式でSTING&A.クラウス、E.コステロ&A.クラウスにより演奏された2曲が入っているのも聴きどころ。
とはいえ、深いブルーを基調としたアルバム・ジャケットから想像しにくい内容で、初めて聴いた時「オー・ブラザー!」との共通項が多いのが意外だった。ジャケットって重要なんだな、と今更ながら思った。メディアの扱いも前作のヒットを考えれば地味ですかね。
Cold Mountain
チャールズ・フレイジャーの同名のベストセラー小説『コールドマウンテン』をアンソニー・ミンゲラ監督が映画化した作品のサウンドトラック盤。南北戦争末期、負傷して脱走した兵士が、愛する女性の待つ故郷コールドマウンテンへ。死罪を覚悟の過酷な旅と、恋人との再会を心の支えに厳しい自然に耐え懸命に生きる女性を描いた、壮大なスケールのラブロマンスである。映画『オーブラザー』はアメリカンルーツ音楽を掘り下げることによってその評価が高い作品になったが、この映画はさらに南部山岳地帯の伝承音楽の素晴らしさをアメリカ人はおろか、世界の人々に印象付けたのではないだろうか。T・ボーン・バネットやアリソンクラウスらの素晴らしさはもちろんだが、私はスチュアート・ダンカンの情感溢れたフィドルを高く評価したい。映画のサウンドトラックという範疇を乗り越え、一枚ルーツ音楽の秀逸CDとして楽しめる。
ビバリーヒルズ青春白書(TVサントラ)
これってビバヒルに関係ある音楽?って実は思ってしまったけれど
すっごくノリが良く明るい曲ばかり入っている。
90年代の音楽なんだなーって思える。
パーティーとかでバックミュージックとして適当にかけるにいいかも。
あんまり気取りすぎてなくて
この中に入ってる曲を知っている人ってあんまりいないと思うし。
コールドマウンテン [DVD]
まずまずじゃないでしょうか。
豪華キャストの割には……とは思いますけど、十分見応えのある作品だと思います。
ジュードロウにキッドマン。
まっ、これだけで私は満足ですが、レニー・ゼルウィガーとナタリー・ポートマンまで入れちゃったんだからすごいよね。
レニーがオスカー受賞ですね。彼女はホント巧いですもん。
ジュードとキッドマンの恋愛劇については、さほど語ることがないね。
やっぱりジュードロウは、ジェントルマンな役じゃなきゃ冴えないわ。
泥まみれで恋愛語られても……
「スターリングラード」は別に気にならなかったんだけどね。
それよりも、脱走兵だとかのドラマが良かったわ。
牧師一家の件ではついアツくなってしまったし、ナタリーポートマンのところでの一件とか。
戦争物映画的な視点では楽しめたけど、ラブロマンスだけでは引っ張りきれないでしょ。これは。
まっその辺は制作側もわかってることなんだろうから、あえて豪華キャストにしたのだろうし。
結局はキャスト目当てじゃなきゃ鑑賞に値しないってことなのかな。
コールドマウンテン コレクターズ・エディション [DVD]
二コール・キッドマン、ジュ―ド・ロウが主演する、南北戦争を背景とした恋愛物語です。レニー・ゼルウェッガーがアカデミー助演女優賞を受賞したことでも知られています。また、夫を戦争でなくした未亡人役をナタリー・ポートマンが演じているのにも注目です。厳しい戦争の中で、残された女性たちが助け合ってたくましく生きていく姿が感動的でした。