書き方は平易 内容は奥深い 話が面白い(飽きない) なおかつ勉強になる。
訳のわからん(つかみどころが無く、現実離れしていて、頭がお花畑になる)道徳の授業をやるよりも 過去に習い、現代も論語その他の思想教育をすべきだと思う。 思想を毛嫌いする日本人の風潮は如何がなものなのだろうか
東洋思想をかみくだいて、簡単に、かつ、本質を見誤らせない。そんな下村さんの見識の深さは計り知れないのではないでしょうか。 私は、下村さんを論語物語で知り、次いで次郎物語、論語、そして本書というようにして知ってきました。 また、平行して、新渡戸稲造さんの武士道、修養。佐藤一斎の言志四録などの東洋思想を学びました。
おそらくは下村さんと新渡戸さんは佐藤一斎の言志四録を基調としているのではないかと思われます。
そして、佐藤一斎は論語その他の東洋思想を基調としています。
何を書きたいのか分からなくなってきたので終わりにしますが、思想の精神は脈々と受け継がれているということに驚きました。太平洋戦争以後に拝金主義に偏り徳を置き去りにしているのが残念で仕方がありません。
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