ウォン監督の作品の中で最も感動しました。
主人公を中心にメインキャストの其々の心情が上手く交差し、一つのストーリーとして確りと纏め上げられています。
恋愛における苦しみが、繊細に表現された秀逸な作品です。
ハイカットシューズですが、柔らかく履きやすいようです。 靴も軽いので走ったり歩いたりも楽なのではと思います。
これはお薦め!サウンドトラックと言うと、好きな映画でも意外とハズレ度が高かったりするのだが、これはいけます。 映画自体は日本人俳優のナレーションの部分が個人的にどーしても鼻についてしまってあの部分が無かったらーなーんて思っていたのだが、そんな事音楽を聴いているうちにすっかり忘れてしまいました。 このサウンドトラックを聴いていると自分でも見終わった直後は特に気にしなかったディテールがはっきりと脳裏によみがえり。もー噛めば噛むほどエキスが出る乾燥ホタテ貝柱状態です。 ここ2週間くらいすっかりと、この灰桜のような退廃的な世界につかっています。
設定を生かせないのとストーリーが尻切れなのはいつものことというかもうどうしようもないですね。絵柄は好みなので★三つ。
あまりの写真の粒子の粗さに驚いたが、スチールを撮影した著名な写真家ウィン・シャ夏永康による演出なのだろうか? よって写真集と銘打っているが、王家衛監督、トニー・レオン、フェイ・ウォンらのインタビューにこそ価値あり。 本編では見られなかった、タイの国民的スター”バード”ことトンチャイ・マッキンタイアとTakさんが地下トンネルのような場所で、花火に興じるシーンが興味深い。「2046」のただ一人の乗客になる前のエピソードがあったのだろうか。
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