佐藤竹善さんのソロ活動10年間の集大成。 SING LIKE TALKINGのVo.である竹善さんは、これまでCORNERSTONES(現在3枚出ています)で、ご自身のルーツとなる曲・お気に入りの曲を多数カヴァーされていて、このCDはそのベスト盤です。色々と幅広くカヴァーされてるので、ジャンルが絞れているとは言いがたいのですが、竹善さんの声が好きな方にお勧めしたいです。どの曲もとても丁寧に歌い上げ、聴かせてくれます。 今回の私的な最大のポイントは、テレビなどのメディアでの露出のかなり少ない彼なのに、DVDがついてくるということ。一体何が収録されるのか・・・ものすごく気になります。
昨年行なわれた弾き語りツアーのDVD化。カバー曲を集めたアルバム「コーナーストーンズ3」からとオリジナルを曲を竹善のギター中心で。シングライクトーキングの時より「歌の上手さ」が際立つ。個人としてはPV集はあるものの、初のライブ映像DVD化ということで期待できます。
竹善さんの歌う、オフコースの「生まれ来る子供達のために」を以前聞いて、凄く感動して。 小田さんの歌う盤から、凄く好きな歌で、自分でもカラオケで歌うくらいなんだけど。 熟しきった小田さんの声では無く、竹善さんの若者代表な「生まれ来る〜」も素敵なんですよ、また別の説得力があって。(いや竹善さんももう中堅だけど)
で、TVで、今回のアルバムのCMで流れた、「サヨナラ」にぶっ飛んだんです。 「知ってるこの歌!凄く好きだった!でも誰の何て歌だっけ?」って凄く考えて、 結局自力で思い出しました。ドラマ「引っ越せない!」の主題歌、GAOちゃんの「サヨナラ」ですね。 その選曲の凄さ。よくぞこの歌を発掘してくれたと、大喝采を贈りたい。
竹善さんのカバーっていいなあって思って、今回の「ウタヂカラ」を買ったワケです。 全曲、原曲とは別の質があり、原曲と同じレベルの輝きがあります。 チャゲ&飛鳥(敢えて当時の表記で書く)の「万里の河」の頃は、チャゲアスの大ファンだった私ですが、これは完全に竹善さんソングになってました。素敵でした。 「サヨナラ」はひたすら爽やかであったかいし。 「初恋」・・・・・・ダメ、私この歌聴くと泣いちゃうんです。誰が歌っても。作った村下孝蔵さんが既にこの世の方では無い、だけど歌だけは残っていく、皆に愛され歌われて。 特筆すべきは私の個人的思い入れのあるこの3曲なんですが、他の曲も、もう、絶対聴いて欲しいです。
今、悲しいかなこのCD手元にありません。カーステでリピートで聴きまくり、 時には一緒に歌い上げ、さんざか楽しんで、 車降りる時にケースにしまおうとEJECTボタン押したら、CDが出てこないんです。 カーステの故障だそうで、今、修理に出す為に外されたカーステの中に、 「ウタヂカラ」のCDが。早く帰ってこーい。・゜・(>Д<)・゜・。
竹善さんの声が大好きですが、日本語の歌のカバーはこのCDで初めて聞きました。 いつもながら清々しい声とJazzyな雰囲気で好いなと思ったのですが、原曲の記憶とのギャップが気になったものも。
「はじまりはいつも雨」とか「Ya Ya」とか、オリジナルの曲が結構こってり歌いこまれた記憶が強く、それに比べると竹善さんの声のさわやかさは少し物足りない気もする。
それに比べると「Last Christmas」や「トーキョー・シティ・セレナーデ」は抜群です。
SLTの初期からずっと見ていたファンにとってはひとつの集大成であり 最近のファンにとってはある意味新しい一面を見せてくれる ライブビデオ。 竹善氏の唄力以外にもバンドとしての底力を実感できる最高の プレイが詰まっています。 これを見たら「なんでこのライブに行かなかったんだ!」と 確実に後悔するでしょう。かくいう私もその一人なんですけどね。
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