確かに着け始めてから、肩の痛みが和らぎました。 けれど、マジックテープで留めて残った部分のやりようがなく、 少し鬱陶しく感じる時があります。 何だかんだで効果は感じられたので☆3
仕事でパソコンの仕事もあり現場の仕事もあり、首筋や背中が凝ることがありマッサージ機を探してたところ、これを見つけて買いました。 子供にもんでもらうと力加減や凝った場所でなくもまれるので、気持ちよくなく、これだと自分の痛い場所えをマッサージできるし、引っ張り加減で力具合も加減できるからよかったよ。 できれば充電できればいいけどね。コードが邪魔かな。 でも思ったよりは軽くて 扱いやすかった。 結構使えてますよ。
充電式でこのハイパワーはすごいです。 少々の刺激では首を傾げる振動大好きな彼女が★5つと言ってます。 さすがにAC電源のものよりパワー感は劣りますが、ローター類と比べたら段違いの刺激。 それに電源に縛られない自由さがパワーを補ってますので、お薦めします。
ON/OFFのみの段階調整無しなので 刺激に弱く「痛い」と感じやすい人に使う場合は思い遣りと工夫を是非。
これだけ動けば当たり前なんですが、バッテリーの減りはそこそこ早くて モーターの過熱対策込みで15分の断続的な使用を3回繰り返した辺りで 振動は弱々しくなりやがて停止します。使ってない時間、小まめな充電を。
坐骨神経痛なので、会社で使っています。 結構パワフルなので、良かったです。
浅田次郎氏の本は、「鉄道員/ラブレター」、「蒼穹の昴」、「日輪の遺産」、「椿山課長の7日間」しか読んだことがない。稀代のストーリーテラーだと思う。「鉄道員/ラブレター」を読んだときには、電車の中だったにも関わらず滂沱の涙を禁じ得なかった。浅田次郎氏が沢山の苦労をされて、それでも一所懸命生きてこられたからこそ人間のささやかな喜びや仕合わせ、深い悲しみや絶望を知っていて、それを抑制の利いた筆致で描かれるので涙腺を刺激するのだと思う。
この本で感動したところ: 絶望して、あるいはリストラされてホームレスになった人たちへの言葉; 「人は、もはやこれまでと思えば石に蹴つまずいても死ぬ。自分の力で踏みこたえていなければ、どこまででも堕ちて行く。死なぬように堕ちぬように懸命の努力をすることこそ、人の人たる所以なのである。他人の力のみで開ける人生など、何ひとつないのである。 どうか一年前、無理無体に家族を奪われ、家を焼かれた神戸の人たちのことを思い返して欲しい。 人間は健康でさえあれば、いついかなる環境からでも、必ず立ち上がることができる。いかに公平さを欠いた世の中であろうと、少くとも神は、人間にそれだけの勇気と力とを、等しく与えているはずなのである。」 今、未曾有の経済危機でリストラされる人がたくさん出るであろうこの時代にこそ、広く読んで欲しい言葉だ。(もちろん僕自身リストラ候補の例外ではないであろうから、高踏的にもの申している訳ではありません)
「冬の夜の家出は、生の選択であった。あの晩、私は着のみ着のままで死から脱出した。ボストンバッグの中には、預金通帳と辞書だけが入っていた。なぜ辞書であったのかはわからないが、ともかく広辞苑と漢和辞典と、研究社の英和辞典を持った。教科書も着替えももたずに辞書類だけを詰めこんだというのは今さら説明のつけようもないが、だぶんそれらが私のアイデンティティーであったのだろうと思う。 あえて具体的な理由をつけるとするなら、それらは別れた母が買い揃えてくれたものであった。中学に合格したとき、おまえには塾にも行かせず家庭教師もつけなかったのだからこのぐらいはしてやるよと、乏しい財布をはたいて買ってくれたのだった。ホステスをしながら私を育ててくれた母は、結局経済的な事由で私を手放したのだが、そのとたんにこんなことになってしまったという苛責の念が、家出に際してパンツよりも辞書を選ばせたのであろうか。 とんだ浪花節になってしまった。どうかすべてはナーバスな作家の鬱状態におけるたわごとだと、お許し願いたい。 ボロボロの広辞苑を枕にして、これより眠る。おかあさん、おやすみなさい。」
これが涙なくして読めようか。お母さんの心を痛いほどわかるし、それをわかりながら家出する浅田氏の心もわかる。そこには人間と人間との心の営みがある。
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