1970年作品、 リー・マービン、ジャック・パランス、ジャンヌ・モロー主演、 原作はシェーンと同じ作家、 19世紀末、ガンマン(無法者)の時代はとうに過ぎ、カウボーイの数も急激に減少し始めた時代の流れに翻弄されるベテラン・カウボーイたちの物語、 最近のハリウッドであれば迷わず「ラスト・カウボーイ」とタイトルされたと思う、 時代の流れの中で消え去りゆくものたちへの挽歌のような作品であり、胸をかきむしりたくなるような詩情豊かなシーンが続く逸品、クリント・イーストウッド作の西部劇に匹敵する内容だが日米共にDVD未発売、美しい映像が続く作品であり発売が待たれる、 おそらく製作者たちは、カウボーイと西部への挽歌としての作品であるとともに、「西部劇映画」が終りそうな1960年代末から1970年代始めに西部劇映画そのものへの最後の西部劇のような思いを込めて作ったのではないかと思わせる、 全体的に静かな映画であるが、圧巻は劇なかほどでリー・マービンが暴れ馬を乗りこなすシーン、評者の少ない西部劇映画の知識では馬を使った最高のアクション・シーンとおもう、ジャンヌ・モロー演じるとうの経ちはじめた娼婦が良し、ママ・キャスの歌う主題歌も良し、 今世紀初頭にトム・セレック、キース・キャラダイン、イザベラ・ロッセリーニ主演でリメイクされた作品もアメリカでは評判をよんだようである、
ロマコメの女王メグ・ライアンの主演の官能サスペンス。 メグといえば、コメディですが、この作品はそんなメグの雰囲気は全くありません。まさに新境地と言う言葉がぴったりな作品。 言いか悪いかと言えば、サスペンスとしてはまずまず。ダークで荒廃した雰囲気はよいです。ただ、メグに合っているかと言えば、そうではないと思う。大胆な挑戦ではあるが、彼女にはロマコメ一本でがんばってもらいたい。(『戦火の勇気』も微妙だった) 刑事役のマーク・ラファロは良かったと思う。
☆古き良き西部が新しい文明の時代を前にして静かに表舞台から退場していく…。この時期に製作された、最後の西部の男たちを描くいわゆる、〈ラスト・ウェスタン・ヒーロー〉モノの中立的立場のような【アメリカン・ニューシネマ】西部劇。主人公のリー・マーヴィンと、それまで悪役専門だったジャック・パランスが、去りゆく西部の男を好演している。原作は『シェーン』のジャック・シェーファー。監督は『ブリット』や『ローズマリーの赤ちゃん』の名カメラマン、ウィリアム・A・フレーカー、ラスト・ウェスタンとはいえ西部劇である事には何ら変わりはなく、キャンプ、スタンピード(馬の暴走)、ケンカの場面などカウボーイたちの日常生活がきめ細かく、悲壮感たっぷりに描かれている。キャンプ、フライパン、テンガロンハット、コーヒーの匂いなどを含めて、西部劇には欠かせないその定石と要素がウェスタン愛好家にはたまらない魅力となっている。他にミッチ・ライマンやマット・クラークらニューシネマで大活躍した傍役たちが顔を揃えているのも嬉しい。2人とも傍役らしくキチンと途中で殺されてしまう(苦笑)。紅一点はフランスの名女優ジャンヌ・モロー。もちろん西部劇に出演するのは初めてとのこと。彼女もまた最後に病気で死亡する。ラストは1人になって西部を旅するリー・マーヴィンが狼を見つけて撃とうとするが、結局引き金を引けずに寂しく去っていく。この描写には号泣してしまった。主題曲をママス・アンド・パパスのママ・キャスが熱唱している。フロンティアの終わりを静かに歌いあげている、懐かしくも悲しき鎮魂歌ともいうべき、悠然たる普遍的なウェスタンである☆。
正直、初めて聞いた時もう聞くことはないなと思った。 (今ではそう思ったことが不思議でならない・・・) けどLeeの事だからきっと、聞いてたらよくなると思い何度も聞いてるうちに本当によくなってきた。 聞くたびに味がでるアルバムです。もし買って???あわないなと思ってもそれで聞くのをやめずに何度も聞いて欲しい! 本当にLeeの声はいい!!心に響く。 このアルバムは飽きることなくずーっと聞けると思います。 私が特に気に入ってるのは「Army Of Lovers」「Turn Your Car Around」「Daydreamer」「How Do I?」。 ぜひ買って何度も聞いて欲しい1枚です。
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